印象のいいスーツスタイルには、色気、品質、機能のバランスがとれた生地が不可欠。生地にこだわるブランド&ショップの力作で、その理想を叶えよう。
名門の実力を知るが故の巧みな生地提案
昨今のオーダーブームを牽引する三越伊勢丹も、鏡陽介バイヤーを中心に、今の装いにマッチするクラシック生地を多数企画している。その中でも「アイスモヘヤ」スーツ」と「スプリング4PLYスーツ」の2傑がコチラだ。
TAYLOR&LODGE × ISETAN MITSUKOSHI(RUBINACCI)


テイラーロッヂ×ルビナッチの
「アイスモヘヤ」スーツ
英国の名門による「アイスモヘヤ」素材。高品質ウールにモヘヤを30%混紡し、シャキッと清涼な着心地を叶えつつ、伊製生地のような艶も宿す。
VITALE BARBERIS CANONICO × ISETAN MITSUKOSHI(LID TAILOR)


ヴィターレ・バルベリス・カノニコ×リッドテーラーの
「スプリング4PLY」スーツ
4本の糸を用いたハイツイストのポーラ生地を使用。仕立て映えしつつ、タッチはさらっとドライ。伊ビエラの老舗ながら、クラシカルな英国表現に長けたVBCらしい素材だ。
[MEN’S EX2018年03月号の記事を再構成]
撮影/谷田政史(CaNN)〈人物〉、若林武志〈静物、取材〉、上仲正寿〈取材〉、長尾真志〈取材〉、武蔵俊介〈静物〉、久保田彩子〈静物〉 スタイリング/武内雅英 ヘアメイク/MASAYUK(I The VOICE) 構成・文/伊澤一臣 文/池田保行(04)、秦大輔、間中美希子、吉田 巌(十万馬力) 撮影協力/バックグラウンズ ファクトリー