“少し落ち着きのある明るいトーン”に注目!
コートの次に、メインアイテムであるジャケットはどんな傾向が……? まずはエンリコさんのメッセージを!
上の動画のエンリコさんのコメントを簡単に訳すと、「2018年秋冬は、少し落ち着いたムードの、明るめのトーン」がトレンドということになる。先のダッフルコート同様、色は赤やイエロー、ピンク、ボルドー、グリーン、ブルーといった明るめの色を基調にしながら、トーンを落として渋く見せているのが特徴。そうすることにより、多色使いのチェックなども、派手さがうすまって落ち着いた印象になる。また、この秋冬から少しモデルも変更し、ラペル幅を若干広くしたり、胸回りに極薄の芯地を入れたりすることで、より貫禄のあるどっしりとした印象になった。
来季のジャケットは”くすみカラフル”が大豊作!(写真4枚)
これらの他に類を見ない独自の生地選びには、エンリコさんに加え、デザイナーのヴィンツェンツォさんが携わっている。ヴィンチェンツォの生地選びのセンスと、トレンドを読む力が見事に合致して、毎シーズン新しいエルネストが着る人をわくわくさせてくれるのだ。