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“少し落ち着きのある明るいトーン”に注目!

コートの次に、メインアイテムであるジャケットはどんな傾向が……? まずはエンリコさんのメッセージを!

上の動画のエンリコさんのコメントを簡単に訳すと、「2018年秋冬は、少し落ち着いたムードの、明るめのトーン」がトレンドということになる。先のダッフルコート同様、色は赤やイエロー、ピンク、ボルドー、グリーン、ブルーといった明るめの色を基調にしながら、トーンを落として渋く見せているのが特徴。そうすることにより、多色使いのチェックなども、派手さがうすまって落ち着いた印象になる。また、この秋冬から少しモデルも変更し、ラペル幅を若干広くしたり、胸回りに極薄の芯地を入れたりすることで、より貫禄のあるどっしりとした印象になった。



来季のジャケットは”くすみカラフル”が大豊作!(写真4枚)

これらの他に類を見ない独自の生地選びには、エンリコさんに加え、デザイナーのヴィンツェンツォさんが携わっている。ヴィンチェンツォの生地選びのセンスと、トレンドを読む力が見事に合致して、毎シーズン新しいエルネストが着る人をわくわくさせてくれるのだ。

ウール50%に、アルパカを50%混紡しているのでとても柔らかなタッチ。ボルドーやからし色の、絶妙なメランジカラーが美しい。

ウール50%に、アルパカを50%混紡しているのでとても柔らかなタッチ。ボルドーやからし色の、絶妙なメランジカラーが美しい。

裏地がストライプ柄というのが、なんとも洒落ている!

裏地がストライプ柄というのが、なんとも洒落ている!

生地が柔らかくて、とにかく軽いのもポイント。

生地が柔らかくて、とにかく軽いのもポイント。

ジャケットの上に羽織っても全然重たく見えない。

ジャケットの上に羽織っても全然重たく見えない。

ダブルフェイスカシミヤのベルテッドコート。

ダブルフェイスカシミヤのベルテッドコート。

裏地とのコントラストも美しい。

裏地とのコントラストも美しい。

ウールのPコートはショールカラーで柔らかさを出しながら、エポレットがついて男らしさもある。

ウールのPコートはショールカラーで柔らかさを出しながら、エポレットがついて男らしさもある。

ミリタリーを感じさせるロングコート。

ミリタリーを感じさせるロングコート。

ジャケットは、こちらのようにもともとは明るめ地色だが、トーンを落として落ち着かせたカラーリングに。

ジャケットは、こちらのようにもともとは明るめ地色だが、トーンを落として落ち着かせたカラーリングに。

赤系、ボルドー、オレンジ系も多数。

赤系、ボルドー、オレンジ系も多数。

多色チェックも、全体のトーンが落ち着いているので派手すぎずに着られる。

多色チェックも、全体のトーンが落ち着いているので派手すぎずに着られる。

もちろん、シックなネイビー系もあり。とはいえ、織りで個性を出しているのがエルネスト流だ。

もちろん、シックなネイビー系もあり。とはいえ、織りで個性を出しているのがエルネスト流だ。

毎シーズン、膨大な生地候補の中から、トレンドやブランドの個性を考えながら、エクスクルーシブなファブリックが選ばれている。

毎シーズン、膨大な生地候補の中から、トレンドやブランドの個性を考えながら、エクスクルーシブなファブリックが選ばれている。

デザイナーのヴィンツェンツォさん。生地選びのセンスは抜群だ。

デザイナーのヴィンツェンツォさん。生地選びのセンスは抜群だ。

生地の裁断も、すべて手裁断。

生地の裁断も、すべて手裁断。

型紙は、膨大にストックされている。

型紙は、膨大にストックされている。

柄合わせも丁寧に。

柄合わせも丁寧に。

マシンメイドでも、とくにゆったりと手の感覚を大事にしながら縫われるのは、イセをとりながら稼動域を確保する袖つけ。

マシンメイドでも、とくにゆったりと手の感覚を大事にしながら縫われるのは、イセをとりながら稼動域を確保する袖つけ。

着心地の軽さを出すために、肩回りにはパッドをいれず、極薄の布で補整。

着心地の軽さを出すために、肩回りにはパッドをいれず、極薄の布で補整。

腕が動かしやすく、かつ軽い肩&袖回りが出来る。

腕が動かしやすく、かつ軽い肩&袖回りが出来る。

襟も、首のラウンドに合わせて適度なイセをとっている。

襟も、首のラウンドに合わせて適度なイセをとっている。

ゆっくとミシンを動かしながら、手の感覚でイセをとる。

ゆっくとミシンを動かしながら、手の感覚でイセをとる。

生地を平らにしてみると、ほのかに湾曲しているのがわかる。このゆとりが、着心地を左右する。

生地を平らにしてみると、ほのかに湾曲しているのがわかる。このゆとりが、着心地を左右する。

「ernesto」のタグは、縦向きにループのようにつくのも特徴。

「ernesto」のタグは、縦向きにループのようにつくのも特徴。

60歳を過ぎてもなお、長年働き続ける熟練職人も多い。

60歳を過ぎてもなお、長年働き続ける熟練職人も多い。

左袖のボタンが「e」の形なのも、着ていてひと目で分かるエルネストのトレードマーク。

左袖のボタンが「e」の形なのも、着ていてひと目で分かるエルネストのトレードマーク。

きれいに整えられた工場。こちらはアイロンやボタン付けなどの仕上げルーム。

きれいに整えられた工場。こちらはアイロンやボタン付けなどの仕上げルーム。

勤続年数の長い職人たち。工場の皆が一丸となって仲良しなのも、いいモノ作りの秘訣。

勤続年数の長い職人たち。工場の皆が一丸となって仲良しなのも、いいモノ作りの秘訣。

数々のオリジナリティ溢れるファブリックが人気のエルネストらしく、工場の壁には、歴代の生地をパッチワークした壁飾りも。

数々のオリジナリティ溢れるファブリックが人気のエルネストらしく、工場の壁には、歴代の生地をパッチワークした壁飾りも。

くすんだアズーロ エ マローネのシャドーストライプ。メランジカラーで、遠めに見るとぱきっとしすぎず、奥行きが生まれる。

くすんだアズーロ エ マローネのシャドーストライプ。メランジカラーで、遠めに見るとぱきっとしすぎず、奥行きが生まれる。

渋めトーンのグレンチェックにネップを載せた個性的な生地。柄を2種類ブレンドするとうるさくなりそうだが、ペーンの色と、ネップの色を同色にしているため、カラーリングが見事にまとまる。

渋めトーンのグレンチェックにネップを載せた個性的な生地。柄を2種類ブレンドするとうるさくなりそうだが、ペーンの色と、ネップの色を同色にしているため、カラーリングが見事にまとまる。

変形ヘリンボーン。ヘリンボーンの幅に太いところと細いところがあるので、遠めに見ると絶妙な立体感が出る。

変形ヘリンボーン。ヘリンボーンの幅に太いところと細いところがあるので、遠めに見ると絶妙な立体感が出る。

袖の「e」マークがトレードマーク。

袖の「e」マークがトレードマーク。

襟裏にえんじのタグ。

襟裏にえんじのタグ。

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