スーツ主体なら…
適度に主張ある装いにも好相性なセミブローグを
ドレス靴のファーストチョイスといえば最もフォーマルさのあるストレートチップだが色柄を加えて洒落感を出した着こなしのときには堅苦しくなってしまうことも…。穴飾りにより適度な存在感を持たせたセミブローグなら、主張ある装いにも合わせやい。
チョークストライプ×ダブルブレストのスーツがエレガントな印象。パーティシーンなどで装いたい、色気を強く打ち出した着こなしだ。
ALFRED SARGENT / アルフレッド サージェント
ダブルの洒落感を引き立てるスエード
英国靴らしいラウンドトウが上品な顔つき。ブローグの洒落感に加えスエードの柔らかな表情が、ダブルのストライプスーツが持つ優雅さをさらに引き立てている。華やかさを求めた着こなしにも、スエードのセミブローグは有効。グッドイヤー製法。
広めのピッチ幅にはっきりとしたストライプで、プレゼンなど自分を印象付けたい際に最適なスーツスタイル。クレリックのシャツも胸元の存在感を増している。
J.M. WESTON / ジェイエムウエストン
強いストライプにも負けない足元を演出
ほんのりスクエアがかったトウが洗練された印象。強めのストライプスーツに対して、程よく主張のあるセミブローグを合わせ、装い全体に統一感が生まれる。くっきりしたストライプも自然に着こなせる。グッドイヤー製法。
無地でも茶系のスーツなら、ダークスーツと異なる寛いだ洒落感を表現できる。靴を黒にすることで着こなしも引き締まる。
ALLEN EDMONDS / アレン エドモンズ
茶系スーツに合わせ堅すぎない印象に
柔らかい表情のある茶系のスーツには、足元にも程よい洒落感を加え着こなしのバランスを保ちたい。幅広のブローグが特徴的なこちらは特にニュアンスを付けやすく、装い全体の洒落感を引き上げる。グッドイヤー製法。
[MEN’S EX2018年02月号の記事を再構成]
撮影/平井敬治、宇田川 淳、植野 淳、村上 健、岡田ナツ子、武蔵俊介、久保田彩子 スタイリング/武内雅英(CODE) ヘアメイク/勝間亮平(MASCULIN) 構成・文/POW-DER 文/竹石安宏、吉田 巌(十万馬力)、山田純貴、安岡将文、間中美希子、秦 大輔 撮影協力/モルテーニ東京