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高い技術力で実現する独自の美学

アレッサンドロ・ミケーレ監修による新生グッチのアイウエアコレクションは、独自の美学を高い次元で実現できる工場を適宜セレクトし、生産している。

新たな美学を構築するグッチのアイウエア

アレッサンドロ・ミケーレがクリエイティブディレクターに就任して以来、グッチはアイウエアをブランドのキーアイテムの一つとし、意欲的な展開をみせている。ランウェイに登場する新作コレクションにおいても、合わせるアイウエアは重要な役割を担っており、グッチの新たな美学を構築しているのだ。

コレクションと連動するようなデザインもアイウエアに取り入れている。写真のテンプルエンドにはあえて違う色、しかもウェブカラーを採用している。

ケリンググループへの参加以来、革新的なモノ作りの姿勢が高く評価されているグッチ。デザイン毎に適切な工場がセレクトされ、徹底的な管理のもと製作されるアイウエアは、アレッサンドロ・ミケーレの美学を完璧に再現し、モノとしての高い完成度を実現している。

クリエイティブディレクターであるアレッサンドロ・ミケーレが”グッチの宝”と称する各種コードやアイコン。例えば写真のようなウェブやGGマークなどは、さり気なく小さな露出ではあるが、アイウエアのポイントとなるよう、精巧で丁寧な仕事によりデザインの一部に取り入れられている。

「グッチのアーカイブには信じられないほどの宝が隠されている。大切なのはこのアーカイブを強力な提言としながら、時代の空気感にフィットするよう一から見直し再構築していくことだ」と語るアレッサンドロ・ミケーレ。各デザインに見られるGGやウェブなどのブランドを象徴するモチーフも、これ見よがしのブランドアピールではない。あえて普遍性を感じさせるようなモデルにさり気なく、しかも手の込んだ作りで、クラフツマンシップを感じさせる製法で配されているのだ。

今後グッチのアイウエアが、ますます目が離せない存在になることは、間違いない。

クラフツマンシップが表れているデザインの一つがこの写真のテンプル。よく見なければ分からない調子で、芯金にまで丁寧な彫金を施している。
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