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ビジネスだからこそウェルネスが必要

コートヤード・バイ・マリオット・ソウル・ボタニック・パークの外観
コートヤード・ソウル・ボタニック・パークは、目の前のボタニック・パークを大胆に借庭として建築設計段階から採り入れたホテル。

最初に訪れたのは「コートヤード・ソウル・ボタニック・パーク」。2018年5月にオープンしたばかりのホテルで、ソウル金浦空港からすぐそばに新しく整備された経済特区、麻谷(マゴク)地区にある。この地区の真ん中にはボタニック・パークがあり、様々なグローバル企業の入るオフィス・ビルに囲まれ、ここで働く人々の憩いの場となっている。

コートヤード・スイート
緑豊かな眺めで散歩やランにすぐ出かけられる。写真のコートヤード・スイート、約54m2のジュニア・スイート相当の部屋でも一泊でアンダー3万円と手頃。
フィットネス・スペース

よって同ホテルは、空港近くのトランジットホテル、または出張向けのビジネスホテルにありがちな、殺伐とした無機質さからは程遠い。「ビジネス&ウェルネス」をテーマにグレーとベージュ基調でウッドを多用した優しい内装が、客室はもちろん、ロビーやレストラン&バーやラウンジまで貫かれている。様々な国からビジネスピープルが集まるだけに、地下のミーティング・スペースではK-ポップ・ダンスを採り入れたワークアウトなど、多用途に合わせて柔軟な使い方ができる。

ホテル・ダイニングの「ガーデン・キッチン」
ホテル・ダイニングの「ガーデン・キッチン」では西洋の定番料理を地産の材料と韓国風アレンジで、かつカジュアルなドレスコードで楽しめる。

また「ガーデン・キッチン」という、インターナショナル・キュイジーヌを供するホテル・ダイニングも併設される一方、新しくできたばかりのビジネス街だけに、周辺のレストランや食堂もランチ営業で終えるどころか、夜遅くまで楽しめる店が少なくない。目の前の地下鉄駅があるのでソウル市街へも15分ほど、空港へは2駅とアクセス至便ながら、広い客室とワークアウトの機会が確保され、出張中もワークライフバランスを保ちやすい。それでいて郊外のビジネスホテル特有の寂れた雰囲気と無縁な、スマートなビジネスホテルといえるのだ。

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星のや
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