【MADE IN JAPAN】地場産業にモダンあり #1 TOUCH CLASSIC(タッチクラシック)

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南北に長く広がる日本は、その土地土地の風土に根付いた産業が古くから伝わってきている。その伝統を継承しつつ、”今”を取り込む。そんな新しい動きが其処此処から生まれている。地元に根付きつつ、世界をも見据えた新しいMade in Japanの波。そこから生まれるプロダクツにこそ、これからの日本を牽引する可能性があるのではないか。その息吹を体現する、新世代ローカルプロダクツを厳選した。

玉虫塗が魅せる日常に映える濃紺美

voice_20171019_touch_1.jpg クラシックとモダンの融合/グラス、酒器&ブックマーク
うすはりガラスの繊細さとアート感溢れるフォルム。そこに加わる玉虫塗のグラデーション。工芸品としての完成度を極めたといっても過言ではない美しさと同時に、日常でも使いやすい仕上げ。上:オールドグラス6000円、左&手前:酒器セット(おちょこ、片口)1万8000円、しおり1200円( 以上東北工芸製作所)

TOUCH CLASSIC【タッチクラシック】/宮城

1933年創業の東北工芸製作所が、1939年に仙台発祥の玉虫塗の特許を取得。現代に向けたものをとConcept Conception*Inc.のアートディレクター小野清詞氏と組んで設立。

スタイリッシュで使いやすい、日常のための新感覚の漆塗り

一見黒に見える部分は、実はどこまでも深い濃紺。従来の黒・赤といった漆塗りの趣を残しつつ、特殊なグラデーションをまとった姿はモダンでありつつ伝統の奥深さも感じさせてくれる。「試行錯誤の結果です。塗りの難しさだけでなく、素材となる”うすはり”のガラス工場とも連携を取り、最適な重さと口当たりも追求しました」。

アートディレクターとして広告、WEB、アートの分野でも活躍する小野氏のアイデアと、職人たちの想いが一つになったからこそ生まれた作品とも言える。

voice_20171019_touch_2.jpg

仙台の地の復興の証ともなる地場産業の未来
玉虫塗は、そもそも地場産業振興のためにスタート。東北工芸製作所は昭和8年以来、この新しい伝統とも言える玉虫塗の本家として、歴史を歩み続けている。

宮城で漆塗りが盛んな理由

■仙台にある国立工芸指導所が発祥
■産官民の協力体制がしっかりしていた
■江戸時代から鳴子漆器など漆が盛ん

[MEN’S EX 2017年11月号の記事を再構成]
撮影/ケビン・チャン スタイリング/武内雅英(CODE) 取材・文/中河由起恵(PARAGRAPH)

※表示価格は税抜き

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