
VANSと言えばスケーター色の強いイメージでしたが、’70年代に人気を博した「ハーフムーン」を復活させたこちらは、とてもトラディショナルな雰囲気。生成りのキャンバス地に、トウ先のボリュームあるラバー、そしてピーナッツ型の丸いボディは、まるでレトロなデッキシューズのよう。
しかし、足首周りのパッドなど、やはりVANSらしいストリート感も併せ持ち、この二面性にヒップなはずし感が見られます。
トラッドなスタイルにもマッチしつつ程よく崩せる。そんな”抜けの美学”を生み出してくれるスニーカーなのです。
優等生すぎないアイビースタイルに

レトロな生成りのキャンバス地はチノパンと相性抜群。赤いクルーネックのセーターで合わせたアイビースタイルを、スニーカーではずしました。どことなくスケーターっぽいやんちゃな雰囲気で着こなしています。
商品データ
’70〜’80年代に生産されていたラバーのトウガードが特徴的なハーフムーンモデルが、VANS設立50周年を記念して復活。青文字でVANSと書かれたアッパーのタグなど当時のディテールにこだわって再現。7000円(ヴァンズジャパン TEL:03-3476-5624)
※表示価格は税抜き