
僕が現在、一番気に入っているカジュアルパンツがアナトミカの「618」。
実はこちらを購入する以前に、コーデュロイも買って愛用しています。
パリの伝説的セレクトショップ、アナトミカを率いるピエール・フルニエ氏が、日本のデザイナー寺本欣児氏との入念なやりとりの末、渾身のオリジナルデニムとして完成させたのが「618」。
モデル名は黄金比率(1:1.618)に由来していて、時代を超えて愛用できるオーセンティックなシルエットとデザインを備えた逸品であるという自負が込められています。
……という触れ込みはよく耳にするところですが、「黄金バランスって具体的にどんななの?」というと、これは実際履いてみないと実感できません。

僕が一番気に入っているポイントは、履きこむほどに脚にフィットしていくところ。
写真を見ていただけると分かるかと思いますが、僕の脚の形に沿って、立体的な丸いラインがキレイに出ています。
何故このような丸みのあるシルエットになるか。
それは、外側に縫い目のないシームレス仕様であることが関係しているのではないでしょうか。
昔の軍パンから採用したというこの構造、脚に縫い目が当たらないことによる快適さもありますが、見た目にも影響を与え、非常に独特な味わいをもたせています。
ちなみにこちらの生地は淡いベージュのコットンサテンで、クラシックな生地感もお気に入りのポイント。
この夏履き倒します!