>> この記事の先頭に戻る

名門アルピーヌの新旧A110が並ぶ(写真2枚)

今年は「CLASSIC MEETS MODERN」をテーマに掲げ、国内外の自動車メーカーによる最新モデルと、そのルーツとなるヘリテージカーの並列展示を実施。なかでも一際注目を集めたのは、主催者展示ブースに並べられた新旧2台。新生ブランドとして蘇ったフランスの超名門アルピーヌだろう。国内限定50台のみの割り当てとなった復活第1弾「アルピーヌ A110 プルミエールエディション」と、そのヘリテージである1974年式「アルピーヌA110 1600SC」を並べたブースは大盛況。発表間もない新型アルピーヌ A110のジャパンプレミアに、このオートモビル カウンシルが選ばれたのだった。

「DBSスーパーレッジェーラ」と「DB6 Mk2ヴォランテ」
アストンマーティンブースには、一般公開初となる「DBSスーパーレッジェーラ」と1970年の「DB6 Mk2ヴォランテ」を展示。

また、アストンマーティンブースにも黒山の人だかりが。ヴァンキッシュSの後継となる新たなフラッグシップモデル「DB11 スーパーレッジェーラ」と、同じ系譜で繋がる「DB6 Mk2ヴォランテ」の新旧2台を展示。こうして新旧モデルを並べてみると、往年のリバイバルモデルはもちろん、各社のブランド哲学が連綿と新しいモデルに受け継がれていることに驚かされる。

主催者展示によって展示された名門アルピーヌの新旧A110。奥が1974年式アルピーヌA110 1600SC。

主催者展示によって展示された名門アルピーヌの新旧A110。奥が1974年式アルピーヌA110 1600SC。

初お披露目となった国内限定50台の復活第1弾アルピーヌ A110 プルミエールエディション。

初お披露目となった国内限定50台の復活第1弾アルピーヌ A110 プルミエールエディション。

1969年7月から1970年11月までの間に、わずか38台のみが生産された1970年のDB6 Mk2ヴォランテ。アストンマーティン ワークスで完全レストアされた同車の価格はなんと2億2000万円。

1969年7月から1970年11月までの間に、わずか38台のみが生産された1970年のDB6 Mk2ヴォランテ。アストンマーティン ワークスで完全レストアされた同車の価格はなんと2億2000万円。

写真左は“英国製ヴィンテージスポーツカーの最高峰”こと、1928年にル・マン優勝を果たした1929年式ベントレー 4 1/2リットル“ブラワー”。価格は1億6000万円。写真右は、英BENSPORTS社のラ・サルト(La Sarthe)。

写真左は“英国製ヴィンテージスポーツカーの最高峰”こと、1928年にル・マン優勝を果たした1929年式ベントレー 4 1/2リットル“ブラワー”。価格は1億6000万円。写真右は、英BENSPORTS社のラ・サルト(La Sarthe)。

ヘリテージカーブームを巻き起こした空冷ポルシェ911。当時の価格高騰は落ち着きをみせたが、役付きや希少モデル、程度良好車は依然価値は変わらず。写真のイエローカラーは「ゴーランドカンパニー」が展示した1973年式の911Tタルガ。価格は980万円。

ヘリテージカーブームを巻き起こした空冷ポルシェ911。当時の価格高騰は落ち着きをみせたが、役付きや希少モデル、程度良好車は依然価値は変わらず。写真のイエローカラーは「ゴーランドカンパニー」が展示した1973年式の911Tタルガ。価格は980万円。

「シルバースター」が出展したのは、絶賛レストア中の1957年製メルセデス・ベンツ300SL。お値段は2億円!完成車のお披露目は来年予定とのこと。

「シルバースター」が出展したのは、絶賛レストア中の1957年製メルセデス・ベンツ300SL。お値段は2億円!完成車のお披露目は来年予定とのこと。

テスタロッサや512BBi、V8ミドシップの328GTBなどを一同に展示した、フェラーリを専門に手がける「AUTO SPECIALE」。7年ほど前には500万円台が相場だった328GTBは、ここでは既に2100万円のプライスを掲げている。

テスタロッサや512BBi、V8ミドシップの328GTBなどを一同に展示した、フェラーリを専門に手がける「AUTO SPECIALE」。7年ほど前には500万円台が相場だった328GTBは、ここでは既に2100万円のプライスを掲げている。

868万円のプライスを掲げるのは、ポルシェ専門店「ショップナインプロダクション」ブースの1997年式ポルシェ911 カレラS/ティプトロニック。

868万円のプライスを掲げるのは、ポルシェ専門店「ショップナインプロダクション」ブースの1997年式ポルシェ911 カレラS/ティプトロニック。

VWゴルフ専門店「スピニングガレージ」が展示した2代目ゴルフ。1990年式フォルクスワーゲン・ゴルフII CLi)の価格は189万9000円。

VWゴルフ専門店「スピニングガレージ」が展示した2代目ゴルフ。1990年式フォルクスワーゲン・ゴルフII CLi)の価格は189万9000円。

V12エンジンを搭載する1987年式のジャガーXJSコンバーチブルを展示した「はらモータース」。価格は330万円。

V12エンジンを搭載する1987年式のジャガーXJSコンバーチブルを展示した「はらモータース」。価格は330万円。

「BUZZ FACTORY」が展示した2018年式Superformance・Mk.III 427(ACコブラモチーフ)は1150万円。

「BUZZ FACTORY」が展示した2018年式Superformance・Mk.III 427(ACコブラモチーフ)は1150万円。

「初代のクラシックレンジは所有するのにハードルが高くなってきました。そこで提案しているのが、もっと気軽に乗れる2台目レンジローバー」とはブリティッシュ・レーベル代表。プライスタグは220万円!

「初代のクラシックレンジは所有するのにハードルが高くなってきました。そこで提案しているのが、もっと気軽に乗れる2台目レンジローバー」とはブリティッシュ・レーベル代表。プライスタグは220万円!

「ワクイミュージアム」と「ベントレー」の共同ブースでは、新旧の並列展示として、20世紀後半のベントレー最高傑作と呼び声も高い1955年式ベントレー Rタイプ コンチネンタル(非売品)と、新型ベントレー コンチネンタルGTが出そろった。

「ワクイミュージアム」と「ベントレー」の共同ブースでは、新旧の並列展示として、20世紀後半のベントレー最高傑作と呼び声も高い1955年式ベントレー Rタイプ コンチネンタル(非売品)と、新型ベントレー コンチネンタルGTが出そろった。

ボルボが展開する公式のクラシックカー部門「KLASSISK GARAGE(クラシックガレージ)」の展示ブース。 1980年代?90年代の“シカクいボルボ”こと740や780、240といったモデルに加え、スペシャリティークーペP1800のワゴンモデルもディスプレイ。

ボルボが展開する公式のクラシックカー部門「KLASSISK GARAGE(クラシックガレージ)」の展示ブース。 1980年代?90年代の“シカクいボルボ”こと740や780、240といったモデルに加え、スペシャリティークーペP1800のワゴンモデルもディスプレイ。

「RANGERS」が展示したランドローバーの初代レンジローバー3ドア/AT(1982年)。クラシックレンジとして、人気の高い一台で、3ドアの個体。

「RANGERS」が展示したランドローバーの初代レンジローバー3ドア/AT(1982年)。クラシックレンジとして、人気の高い一台で、3ドアの個体。

イタフラ専門店「コレツィオーネ」が展示した希少な1971年式マセラティ・ギブリ4.9SS。

イタフラ専門店「コレツィオーネ」が展示した希少な1971年式マセラティ・ギブリ4.9SS。

京都にあるシトロエンの専門店「アウトニーズ」。シトロエンDS21パラスにID19、そして希少なワゴンボディのID19ファミリアーレを出展。

京都にあるシトロエンの専門店「アウトニーズ」。シトロエンDS21パラスにID19、そして希少なワゴンボディのID19ファミリアーレを出展。

時には脇役として、時には主人公の愛車として銀幕に欠かせない存在といえるクルマ。往年の映画のポスターを展示したブースの姿も。

時には脇役として、時には主人公の愛車として銀幕に欠かせない存在といえるクルマ。往年の映画のポスターを展示したブースの姿も。

  1. 2
3
LINE
SmartNews
ビジネスの装いルール完全BOOK
星のや
  • Facebook
  • Twitter
  • Instagram
  • LINE
  • Facebook
  • Twitter
  • Instagram
  • LINE
pagetop