“身だしなみを整える”ために
大切な厳守ルール
スーツにブレザー、ジャケットを着てきちんと見えるのは、装いのルールが守られてこそ。1つでも欠ければ、それは「身だしなみを整えた“つもり”」でしかない。新年度を完璧に整った身だしなみで迎えられるよう、MEN’S EXが長年紹介してきた装いのルールを厳選してお届けする。
靴のフォーマル度を覚えておく

不変のルールとしてまず覚えるべきは、内羽根ストレートチップは絶対的なフォーマルだということ。装飾がないものほどドレス度は高く、飾りがあるもの羽根(アッパーの紐編み部分の革)が外のものはカジュアル寄りとされる。なので、スーツには内羽根かモンクストラップの靴、外羽根の靴はジャケパン向きが基本と覚えておくといい。
応用的に靴のデザインやスーツのテイスト次第で選ぶべき靴は変わるとも覚えておこう。たとえば左下の外羽根Uチップのように、装飾を削ぎ落したデザインはフランネルやチェック柄などカジュアルな雰囲気のスーツやインにニットを合わせるドレスダウンが似合う。
TPO次第では「この人はわかっていない」と教養を疑われるので、目安として上のチャートをしっかり覚えておこう。
[MEN’S EX Spring 2025の記事を再構成]