2024年に開業60周年を迎えたホテルニューオータニ。それを記念し、2025年2月11日(火・祝)に全国の「ニューオータニホテルズ」から選りすぐりのバーテンダーが集うカクテルの祭典『第18回 ニューオータニホテルズ カクテルコンペティション』を5年ぶりに復活開催することが決定した。
「ニューオータニホテルズ カクテルコンペティション」は、全国13のニューオータニホテルズから予選を勝ち抜いてきた選りすぐりのバーテンダーが東京に集結。ホテルニューオータニ開業60周年を記念して、「進化」が今回のテーマだ。
出場するバーテンダーは総勢18名。「ニューオータニホテルズ カクテルコンペティション」では、出場者は完全オリジナルのカクテルを振る舞い、参加者の投票によってNo.1カクテルを決定する「参加型コンペティション」となっている。それぞれが思い思いのカクテルをつくるわけだが、参加者の投票がカギを握るというわけだ。
以下、No.1カクテルを決める審査のポイントを5つご紹介しよう。
1.ネーミング
ホテルニューオータニ(東京)に最古の支店を構え、今年開業50周年を迎えたインターナショナル料理「トレーダーヴィックス 東京」の創業者、ヴィクター・ヴァージェロンが生み出し、今や世界中で「トロピカルカクテル」として愛される『マイタイ』。
名前の由来は、ヴァージェロンが友人にラム酒をベースに即興でオリジナルカクテルを振る舞ったところ、その友人が一口飲むと「マイタイロアエ!(最高においしい!)」と叫んだことから名づけられたといわれている。カクテルのネーミングには、その一杯が生まれたストーリー、バーテンダーの思いが込められているのだ。
第18回となる今回のテーマは「進化」。そのネーミングで、カクテルの背景や作り手の思いが伝わるか、ぜひ一杯ずつ確認してほしい。
2.色
カクテルの魅力といえば、華やかな色合い。そのカクテルを味わってほしいシチュエーションや季節、時間によって表現する「色」は異なる。会場では、その一杯を味わうシチュエーションをイメージしながら口に運び、視覚とイメージがマッチしているか確認すると良いだろう。
3.香り
目でカクテルを味わったあとは、“香り”を確認。使用する材料は、バーテンダーによってさまざま。すっきりとした爽やかな、あるいは甘くとろけるような、18名のバーテンダーが作り出す至極の一杯を嗅覚で感じてほしい。
4.味わい
視覚、嗅覚で確認したら、最後はバーテンダーがあなたのために作った一杯を思い切り“味わって”ご堪能いただきたい。さまざまな材料が混ざり合い、バランスの取れている配合であるか、“味わい”は一番重要な審査ともいえるだろう。
5.コミュニケーション
本コンペティションの醍醐味は、参加者の目の前でバーテンダーがカクテルを振る舞うこと。各バーテンダーのパフォーマンスが見られたり、実際に会話したりしながら審査を行うのだ。カクテルの出来のみならず、技やコミュニケーション力は、バーテンダーとしてお客さまに愉しんでいただくための重要なポイント。間近でその技に触れながら、審査の参考にしてほしい。
「ノンアルコール部門」が満を持して登場!
また、昨今の多様化するライフスタイルに応えるべく「アルコール部門」に加えて、新たに「ノンアルコール部門」が登場。お酒が苦手な方、飲まない方、すべての人が愉しめるコンペティションとなって生まれ変わったのだ。これまでバーを訪れる機会が無かった方も、これを機に「バーで過ごす時間」をライフスタイルに取り入れてみてはいかがだろうか。
また、審査の合間には、”おいしいホテル”を掲げるホテルニューオータニ自慢の料理も登場する。さらに、注目の飲料メーカーもブースを連ね、各社の新商品をいち早くお試しいただける機会にもなっている。
あなたの一票が優勝の行方を左右する「ニューオータニホテルズ カクテルコンペティション」。各バーテンダーたちが魂を込めて作ったカクテルを自らの五感をフルに使って審査してほしい。普段とは一味違うカクテルの愉しみ方を体験できるはずだ。進化するカクテルの最前線へ、ぜひ、足を運んでみてはいかがだろう。
開催概要
ホテルニューオータニ(東京)「第18回 ニューオータニホテルズ カクテルコンペティション 」の詳細は こちら
[日程] 2025年2月11日(火・祝)
[時間] 14:00~17:00(受付 13:30~)
[会場] 東京都千代田区紀尾井4-1 ホテルニューオータニ「芙蓉の間」(ザ・メイン 宴会場階)
[料金] 一般 1万2000円 ※審査対象カクテル、料理(ビュッフェスタイル)、税金・サービス料を含む。
[予約] 2025年1月10日(金)13:00~ ※ウェブのみ受付