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表からも裏からも同じように楽しめる分厚いマイクロローター
手間ひまかけて磨き上げた魅惑の自動巻きスケルトン
2005年にスイス時計産業の中心地、ジュウ渓谷のル・サンティエで創業したローマン・ゴティエ。創業者ローマン・ゴティエの精密工学エンジニアという経歴を活かした高い加工技術と、伝統的な手仕事を組み合わせた作品を製作し、2013年にはジュネーブウォッチグランプリ(GPHG)でメンズコンプリケーション部門のグランプリを獲得している。しかし、30人ほどの職人が手作業で時計作りを行う独立系工房であるため、年間に生産できる本数はごくわずかに限られる。
そんな工房ブランドの自動巻きモデルが「インサイト マイクロローター スケルトン」だ。美しい自社製ムーブメントが堪能できるよう、できるかぎりスケルトナイズした本作の最大の見どころはマイクロローターである。文字盤・ケースバックの両方から見渡せるこのマイクロローターは、小型ながらも業界一の厚さを誇る22Kゴールド製。開口部に沿って左右にスライドする逆転歯車の働きで高効率な両方向巻き上げが実現する。
さらにマイクロローターは表裏2つのブリッジに挟まれた安定感ある設計となる。ルビー製のボールベアリングを配したブリッジの間を回転することで摩擦を最小限に抑え、耐摩耗性に優れたスタイルに。これによりスムーズかつ騒音の少ない回転が保証される。さらにローターの反対側には香箱を2重に備え、80時間のロングパワーリザーブも確保した。
スケルトン化されたプレートとブリッジには、強度と軽さを兼ね備えたグレード5チタンを採用。これらすべてに250時間以上かけて面取りが施され、ジャンシャン(掃除木)などの伝統的な道具を使ってポリッシュ・サテン・スネイリングといった多彩な仕上げを手作業で施す。こうした手間ひまを惜しまずに作られるからこそ、表情豊かで精緻な魅力あふれるスケルトンモデルが完成するのだ。
この機構が凄い!
【Point 1】
表裏どちらからも見える22Kの両方向回転ロータースケルトン文字盤の9時位置に見えるマイクロローター。22Kゴールド製の小型ながら非常に分厚いスタイルで、逆転歯車の働きにより両方向巻き上げを実現。このマイクロローターが滑らかに回転する様は、シースルーバック越しにケース裏からも観賞できる。
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【Point 1】
表裏どちらからも見える22Kの両方向回転ローター
スケルトン文字盤の9時位置に見えるマイクロローター。22Kゴールド製の小型ながら非常に分厚いスタイルで、逆転歯車の働きにより両方向巻き上げを実現。このマイクロローターが滑らかに回転する様は、シースルーバック越しにケース裏からも観賞できる。
【Point 2】
マイクロローターを支えるルビー製ボールベアリング2つのブリッジで挟まれた安定性の高い設計のマイクロローター。マイクロローターと2つのブリッジとの間には人工ルビー製のボールベアリングが取り付けられ、このベアリング構造が回転時の摩擦を最小限に抑えることにより、滑らかで静かな回転が実現する。
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【Point 2】
マイクロローターを支えるルビー製ボールベアリング
2つのブリッジで挟まれた安定性の高い設計のマイクロローター。マイクロローターと2つのブリッジとの間には人工ルビー製のボールベアリングが取り付けられ、このベアリング構造が回転時の摩擦を最小限に抑えることにより、滑らかで静かな回転が実現する。
【Point 3】
ムーブメントに手作業であらゆる仕上げを徹底搭載ムーブメントにはすべて手作業による仕上げを実施。手作業による面取りはもちろん、ポリッシュ、サテン、スネイリング、サーキュラーグレインなどの仕上げを使い分ける。チタン製スケルトンパーツのすべてに面取りを施すだけで250時間以上を要する。
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【Point 3】
ムーブメントに手作業であらゆる仕上げを徹底
搭載ムーブメントにはすべて手作業による仕上げを実施。手作業による面取りはもちろん、ポリッシュ、サテン、スネイリング、サーキュラーグレインなどの仕上げを使い分ける。チタン製スケルトンパーツのすべてに面取りを施すだけで250時間以上を要する。
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※表示価格は本書発売時(2023年9月1日現在)の税込み価格です