“5つの異なるバリエーションの時計で装いを楽しむ”
今、使える新作腕時計 3Weeks着回しBook
2023年も魅力的な新作時計が多数登場した。中でも、より今のファッションと相性のいい時計を5つのジャンルから選出し、本誌読者の3週間を想定したコーディネートと合わせてみた。時計は装いを仕上げる最後のピースであることを改めて実感してほしい。
DAY_18〈 thu. 〉
出張先でこれからお客様との懇親会。さっきまでタイドアップでコーデュロイのスーツを着ていたけれど、いったんホテルでシャワーを浴びてシャツだけ着替えてきた。ベージュと茶のグラデーションに、薄青のスタンドカラーシャツはいいアクセントなる。腕にある小ぶりのグランドセイコーは、こういう大人のムードある着こなしにもしっかりハマるから頼もしい。
【 時計はドレス3針 】
GRAND SEIKO(グランドセイコー)
SBGW305
グランドセイコーらしい端正さはそのまま、柔らかな丸みを帯びた文字盤に針の先端を沿わせ、風防もボックス型とするなど、随所にクラシッなディテールを取り入れた新作。中列のコマを細かく柔らかなものとした往年のメタルブレスレットの復活も、小ぶりのケースサイズとぴったりマッチし、ヴィンテージGSのような趣も。自動巻き。径37.3mm。SSケース&ブレスレット。71万5000円(セイコーウオッチお客様相談室/グランドセイコー)
【 使用した服は 】
アクアスキュータム × ビショップ
バルマカーンコート
1960〜’70年代のステンカラーコートをイメージし、アクアスキュータムのインラインよりもゆったりしたシルエットに。クラブチェックのライナーは着脱可能。16万5000円(ビショップ)
ビームスF
コーデュロイスーツ
伊コーデュロイの名門、DUCA VISCONTIのコットン100%生地を使ったビームスFのリングヂャケット製スーツ。雰囲気ある秋冬スーツを求める向きに最適。8万5800円(ビームスF)
カネマサ× J .プレス オリジナルス
スタンドカラーシャツ
和歌山の老舗「カネマサ莫大小」とのコラボ。低めの立ち襟のシンプルなデザインや、ゆったりしたシルエットに、現代的な洗練を感じる。2万8600円(J.プレス & サンズ 青山)
[MEN’S EX Winter 2024の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)
※表示価格は税込み。