“5つの異なるバリエーションの時計で装いを楽しむ”
今、使える新作腕時計 3Weeks着回しBook
2023年も魅力的な新作時計が多数登場した。中でも、より今のファッションと相性のいい時計を5つのジャンルから選出し、本誌読者の3週間を想定したコーディネートと合わせてみた。時計は装いを仕上げる最後のピースであることを改めて実感してほしい。
DAY_10〈 wed. 〉
テナント建設中の現場へ、クライアントとともに進行確認に行く日。建設途中だから身軽な格好で行きたいが、あまりクダけすぎるのもと考え、全身黒で少しモードな雰囲気にまとめてみた。こういう格好に抜群の相性を見せるのがサントス。さすが永遠のモダニズム時計だ。クライアントもきっと好感を抱いてくれると思う。
【 時計は角型 】
CARTIER(カルティエ)
サントス デュモン
世界初の実用腕時計として1904年に誕生した「サントス」。こちらはルイ・カルティエがデザインしたアール・デコスタイルはそのまま、SS×YGでモダンに仕立てた新作。文字盤&ストラップのグレーも今らしいエレガンスを高める。クォーツ。45.3×31.4mm。18KYG×SSケース。アリゲーターストラップ。91万8500円(カルティエ カスタマー サービスセンター)
【 使用した服は 】
カンタータ
ハリントンジャケット
ボリューム感あるフォルムとキュッと締まる裾で、今らしく羽織れる無双仕立てのブルゾン。生地の高密度ナイロンは、帯電防止、撥水、撥油性にも富む。9万9000円(クリシェ)
ボーディ
カシミアタートルネック
極細のカシミアを強撚し、サラリとした肌ざわりと抜群の軽さを実現した通年着用可能な一枚。3XL相当のフリーサイズで誰が着ても今らしいシルエットに。5万9400円(アルファ PR)
ユーゲン
2プリーツトラウザーズ
前からは細身だが、横からはワイドなシルエットで1980年代DCブームの頃のイメージ。ハイウエストで腰まわりをフィットさせるデザインも当時のスタイルだ。4万6200円(イデアス)
[MEN’S EX Winter 2024の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)
※表示価格は税込み。