ロバート・エッティンガー社長の愛用革小物をご紹介!
ロバート 英国やスコットランドでは、寒い時季にゴルフをするときなど、こうしたウイスキーボトルを持ち歩いて回し飲みしたりする文化があります。複数人数でも飲みやすいよう、4人分の予備カップを作って、よりお洒落に清潔に携帯できるようにしました。
M.E. 冬に向けては、サッカーやラグビー観戦などでも役立ちそうですね。
ロバ―ト あと最近リリースしたアイテムのお気に入りは、Air Tagの追跡機能を付けたパスポートケースです。これは私が実際に旅先のホテルのラウンジにパスポートケースを忘れたことがあって、そのときにパスポートケースとAirTagが連動できるケースを思いつきました。お洒落な旅行者の方に、ぜひ使っていただきたいです。
M.E. 最近、日本向けに作ったアイテムはありますか?
ロバート 荷物が軽量化している人が多くなってきたので、このようなミドルサイズのトートバッグもおすすめですね。内側にも同素材のポーチをつけて取り外しも可能にしました。
M.E. 昨今では数多くの革小物ブランドが国内外で出てきている中で、エッティンガーとしての個性、差別化はどのように考えていますか?
ロバート エッティンガーは、19世紀後半に馬の鞍などの馬具製造からスタートしたブランドですが、その後自動車が生産されるようになるとともに、モーターアクセサリーとして革小物を作るようになりました。そして英国の伝統的な技術やクラフツマンシップを世代を超えて踏襲しながら、ブランドとして発展してきました。歴史が長い分、どんなアイテムにどんな素材や製法が適しているかもよく分かり、作れば作るほどモノ作りは上手くなっていくものです。90年という長い歴史は、他のブランドには真似できないことだと確信しています。












