保証内容
最低2年の保証期間に加え、その内容に問題はないか
購入時に確認しておきたい各社独自の保証期間と内容
時計の購入時、性能やデザイン以外でもっとも注意したいのが保証内容である。ほとんどの高級時計は最低2年程度の保証期間が付属し、この間の自然発生による故障については無償修理が約束される。一方、一部のメーカーではこの期間がより長く設定されている場合もある。
たとえばチューダーやロンジンなどは当初から保証期間を5年間に設定。また、ザ・シチズンでは購入後にオーナーズクラブに登録すれば保証期間が10年に延長されるのに加え、10年以内は外装やムーブメントなどの無償点検も定期的に実施される。こうした保証期間と内容はメーカーごとに異なるため、必ずチェックしておくことをおすすめする。
ストラップの装備
使いやすさを追求した装備を持っているか
腕時計の装着を快適にする高級品ならではの最新装備
時計のストラップは金属製のブレスレットのほか、レザー、ラバー、ナイロンなどがある。そこで意外と重要なのが留め金(バックル)だ。通常のレザーストラップなどが採用するのは棒を穴に通す「穴留め式」で、より高級品では着脱が容易で落下しにくい「Dバックル」を取り入れる。一方、金属ブレスは「片開き式」「両開き式」「2重ロック式」の順に手の込んだ仕様となる。
また、時計にストラップを装着するラグは「バネ棒」を使うのが一般的だが、最近の高級時計では「インターチェンジャブル」と呼ばれるタイプが多い。こちらは工具を使わずワンタッチで交換できるため、付け替えが楽でとても便利だ。