「自動巻き」ってなんだっけ?【5分で学ぶ機械式時計講座】

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読者諸兄には時計好きの方も多いと思うが、機械式時計の基本構造、ムーブメントの仕組みやメカニズムまで、詳細に理解している方はまだまだ少ないのでは?と想像する。そんな方に向けた、腕時計の仕組みを“世界一わかりやすく”解説した本『世界一わかりやすい 腕時計のしくみ』が誕生。その中から一部をピックアップしてご紹介する。

定番機能のしくみ[自動巻きのしくみ]

先人の英知は、機械式時計にさまざまな機能をもたらしてきた。経過時間が計れるクロノグラフ、時差のある地域の時刻がわかるGMT……なかには天体の動きを表示する極めて複雑なモデルもある。本記事では、ベーシックな3針モデルの多くに備わる、自動巻き機構に絞って解説する。

自動巻き

定番機能のしくみ

自動巻きのしくみ

リューズを手で回す(手巻き)のに代わって、360度回転するローターが自動で香箱を巻き上げる。自動巻きは、機械式時計の利便性を高める機能だ。


[自動巻きの役割]

A.ランゲ&ゾーネの「サクソニア・オートマティック」のローター
A.ランゲ&ゾーネの「サクソニア・オートマティック」のローターは、外側に比重が高いプラチナ製の錘を取り付けることで、極めて高い回転効率を得ている。

機械式時計の動力源であるゼンマイは、巻き上げることで力を蓄える。こちらの記事の香箱のしくみで解説したように、リューズを回せばゼンマイを収めた香箱が回り、巻き上がる。これを自動で行うさまざまな機構が、18世紀初頭から考案されてきた。現在の自動巻き機構は、半円形の回転錘=ローターが回って、香箱を巻き上げるしくみが大半である。このローターが360度回転する自動巻き機構は、1931年にロレックスによって考案された。

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