職人たちが400時間かけた“本気のリフレッシュ”
納車されてから4年で搭乗回数は2000回を超え、病院内での移動だけで走行距離は10万m(100㎞)に達し、この度ロールス・ロイス社でリフレッシュされることになった。職人たちは就業時間外に延べ400時間を費やした、というから、いかに本気で「SRH」のリフレッシュに取り組んだかは想像に難しくない。
ロールス・ロイス社が「SRH」を手掛けることは地域貢献であり、チャリティであり…、誤解を恐れずに記すならば職人たちによる“お遊び”でもある。一流の大人たちが本気で遊ぶからこそ、そこに大人の“粋”が加わる。
「SRH」はこれからも小児病院で、多くの子供たちに勇気と笑顔をもたらしてくれることだろう。
文=古賀貴司 写真=ロールス・ロイス モーターカー 編集=iconic