トラッドアイテムをふんだんに使って“きちんと”装う

軽やかさを保持しつつ大人然とした装いに
ウォッシュドデニムは春夏らしいリラックス感が魅力だが、全身をユルくしすぎると子どもっぽく見えがち。そこでこのように、サマーツイードのジャケットやカシミアニット、スエードのプレーントウシューズといったトラッド感あるアイテムを意識的に盛り込んでみよう。サーフやストリートになりすぎず、きちんと感のある大人の装いにまとまるはずだ。全身の色みを淡めに揃えれば軽快さも損なわない。
Column

デニムの味のある色落ちを知る
デニムの色落ちについて、代表的な色の落ち方を3種類紹介する。まずは、写真左の「ヒゲ」。腰回りのシワの生地がこすれて色が抜け落ちた部分にあたる。次に写真中央の「縦落ち」。デニムの糸の太さの違いにより、縦糸が色落ちして生まれる。そして、写真右の「ハチノス」。膝の裏側にできる網目状の色落ちのことを言う。椅子に腰掛けたりしゃがんだときの生地の擦れにより生まれる。
[MEN’S EX 2021年6月号DIGITAL Editionの記事を再構成]
※表示価格は税込み