「脱・オジさん見え」の渋ジャケット活用実例
[チェック ジャケット編]

柄ジャケ人気は依然継続中で、より複雑な色柄を纏った洒落度の高いタイプも増えている。この手に挑戦したいが、主張の強さから二の足を踏んでいる人も多いだろう。
ペーンの色味に合わせた赤ニットでアクティブに
CANALI / カナーリ

美しいシルエットと、確かな縫製技術で実現させた着やすさで人気の「Kei」ジャケット。グレーベースの生地はウール86%+ポリエステル14%。多彩な色を使いながらも全体がダークなトーンのため、さりげなく、またシックに着用できる。
ここでは赤味あるペーンの色を拾って綺麗な赤のニットをイン。アクティブな雰囲気だが、パンツをクリーンな白パンツにしたことでエレガントな雰囲気も漂い、大人の余裕すら感じさせるスタイルに仕上がった。
ペーンの美しさ際立つ引き算のコーディネート
LE VERNEUIL / ル ベルヌイユ

ややボクシーなシルエットやゴージ位置が低めの細幅ラペル、パッドを仕込んでややコンケーブさせた肩と、60’sなテイスト漂う一着。白黒チェックにイエローのペーンを配した生地や、ノーベント仕様の裾も小粋な感じを高めている。
写真では黒のカシミアタートル&グレーパンツでシンプルにまとめたことで逆にペーンの綺麗な色味が際立ち、どこか旬のフレンチムードも漂うスタイリングに。コットン50%+ポリエステル50%。
※表示価格は税抜き
[MEN’S EX 2020年11月号の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)