予約困難店の美食をお家で再現 #2/ 傳の長谷川シェフ考案「しらすの混ぜご飯」
予約が取れない名レストランの料理。もしそれが自宅で食べられるなら? 家電ブランド「Miele」と日本ガストロノミー学会の声かけで一流シェフが秘伝の自宅美食レシピを公開!特集担当が実践し、味わいをレポートする。作り方動画(https://www.agj.or.jp/top-chef/)も公開中なので、ぜひ挑戦を!
挑戦しやすい料理で旬の野菜を楽しめます 長谷川シェフ

傳 長谷川在佑 シェフ

傳の長谷川シェフが伝授
しらすの混ぜご飯
長谷川氏が2008年に開店した「傳」は誕生からわずか3年目で、ミシュランガイド東京2011で2つ星を獲得し、近年では世界のベストレストラン50で11位、アジアのベストレストラン50で3位にランクインするなど、今海外から最も注目される日本料理店と言えるだろう。長谷川シェフは料理をするきっかけになればと、挑戦しやすいレシピを考案したという。簡単で美味しく、まさにお家での時間を楽しむ、〝贅宅〟料理にぴったりだ。「青菜はお店で買える季節の野菜でどうぞ。出汁は昆布や鶏のスープなど、ご家庭のもので作っても美味しく仕上がります」(長谷川シェフ)
材料/3~4人分
しらすの混ぜご飯
・しらす 200g
・お米 2合
・青菜( 菜の花、小松菜などお好みのもの) 300g
・醤油 30㎖
出汁
・水 500㎖
・かつお節 20g
作り方
調理時間:90分
1 鍋に水を入れ火にかけ、沸騰したら火を止める。かつお節を入れ下に沈むまで待つ。ストレーナーでこして出汁を作る。
2 お米2合に、①の出汁、醤油を入れて炊く。
3 少し多めの油をフライパンに引き、青菜がしんなりするまで炒める。しらすを入れ、炒め合わせる。
4 炊きあがった②に③を入れ、1分ほど蒸らす。ごはんと具材を混ぜ合わせ完成。
作ってみた!
「長谷川シェフのおっしゃるように確かに調理が簡単で、料理初心者の僕でも気後れしません。好きな青菜を選ぶのが楽しく、今回は、旬なカブの葉を使ってみました(カブの本体は漬物に)。日本料理らしい優しい味わいが体に染みます」(橋本)


[MEN’S EX2020年8月号の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)
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