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ルカ・ルビナッチの解説を写真でおさらい!

<p>ワイドカラーでネクタイをする場合はノットは大きめに。</p>

ワイドカラーでネクタイをする場合はノットは大きめに。

<p>ミドルカラーならノーマルなノットにあう。</p>

ミドルカラーならノーマルなノットにあう。

<p>ナローカラーではネクタイのノットをかなり小さめに。</p>

ナローカラーではネクタイのノットをかなり小さめに。

<p>ボタンダウンはノータイがよいが、ボタンを外してネクタイをするというハズし技もアリ。</p>

ボタンダウンはノータイがよいが、ボタンを外してネクタイをするというハズし技もアリ。

<p>スタンドカラーはカジュアル、スポーティに。</p>

スタンドカラーはカジュアル、スポーティに。

<p>オープンカラーは目の粗い生地や軽い生地のものを。</p>

オープンカラーは目の粗い生地や軽い生地のものを。

<p>ウイングカラーはフォーマルの王道。</p>

ウイングカラーはフォーマルの王道。

<p>ラウンドカラーではネクタイのノットをかなり小さく。</p>

ラウンドカラーではネクタイのノットをかなり小さく。

「みなさん、こんにちは! 今日は正しい襟の選び方についてお話したいと思います。さて、襟の種類をクラシック、スポーティ、フォーマルの3つのタイプに分けました。もちろんどんな襟を選んでいただいても構わないということを前提に、まずはクラシックな襟から見てみましょう。襟羽開きが最も広いモノから最も狭いものまで揃えました。私はイタリアンカラーとかフレンチカラーとかいう話は致しません。これらはテーラー用語で、ここでは実用的な話をしたいと思いますので。

まず襟のセレクトはネクタイをするかどうかによって変わります。ネクタイをしないのなら、ワイドカラーはとてもスポーティになります。でもこの襟にネクタイをするならノットをかなり太くするよう気を付けてください。そうでないとネクタイの脇の部分が見えてしまうのであまりよろしくないですね。私はノーマルなノットが好きなので、ミドルカラーを選びます。そうするとノットだけが見えて脇の部分は見えません。ナローカラーを選ぶならノットはミドルカラーやワイドカラーよりずっと小さめに。つまり、ネクタイをする場合はどんな襟を選ぶかに注意をしてください。

ではスポーティな襟を見てみましょう。クラシックなボタンダウンは、襟を開けて基本的にはノータイがよいでしょう。もちろんネクタイをしても構わないのですが、ベストとは言えません。ただ、例えば私の父のように、ボタンダウンのボタンをはずしてネクタイを結ぶ人も多く、“ハズし”ということではそれもありでしょう。スタンドカラーは特に夏に麻素材のものやだいぶ前にお話したカッティング襟など、カジュアル、スポーティに着こなすときによいでしょう。オープンカラーもよいですね。私は個人的には好きではないのですが、目の粗い生地や軽い生地などのものなら悪くはないでしょう。

そしてフォーマルな襟を見てみましょう。こちらはタキシードに合わせるウイングカラー。私は最近はタキシードにミドルカラーを使うほうが好きなのですが、もちろんウイングカラーは間違いなくフォーマルな着こなしと言えるでしょう。最後にラウンドカラー。皆さん、『ピーキー・ブラインダーズ(イギリスのドラマ)』をご覧にになっていると思いますが、まさにこれこそがその襟で、とても’30~40年代風です。この襟ではネクタイのノットはかなり小さく結ばなければなりません。オールドスクールのテイストで、マストハブの襟ではないですが、持っていて悪くないと思います。引き続き、御覧ください。チャオ!」

<プロフィール>
Luca Rubinacci ルカ・ルビナッチ

イタリア・ナポリ出身。ナポリのサルトリア文化を創ったといわれる老舗「ルビナッチ」の敏腕3代目。現在は父・マリアーノと共に同社を仕切り、国際的に事業を拡大中。イタリアファッション界きっての洒落者として知られている。

ルカ・ルビナッチのインスタグラムはコチラ 

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文/田中美貴

<p>ワイドカラーでネクタイをする場合はノットは大きめに。</p>

ワイドカラーでネクタイをする場合はノットは大きめに。

<p>ミドルカラーならノーマルなノットにあう。</p>

ミドルカラーならノーマルなノットにあう。

<p>ナローカラーではネクタイのノットをかなり小さめに。</p>

ナローカラーではネクタイのノットをかなり小さめに。

<p>ボタンダウンはノータイがよいが、ボタンを外してネクタイをするというハズし技もアリ。</p>

ボタンダウンはノータイがよいが、ボタンを外してネクタイをするというハズし技もアリ。

<p>スタンドカラーはカジュアル、スポーティに。</p>

スタンドカラーはカジュアル、スポーティに。

<p>オープンカラーは目の粗い生地や軽い生地のものを。</p>

オープンカラーは目の粗い生地や軽い生地のものを。

<p>ウイングカラーはフォーマルの王道。</p>

ウイングカラーはフォーマルの王道。

<p>ラウンドカラーではネクタイのノットをかなり小さく。</p>

ラウンドカラーではネクタイのノットをかなり小さく。

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