仕事服の自由度が増した今こそ、時折着るスーツの装い方に、センスや力量が表れる。新しい価値観の中でイノベーションに挑むリーダー達が今、自分を魅力的に見せる方法を、森岡氏と考察する。

ファッションディレクター・森岡 弘さん
弊誌のビジネススタイルのご意見番。政財界人、アスリートなどのパーソナルスタイリングも手掛ける。
#SUITS_ACADEMY Vol.3
貫禄に加えて洒脱さも見せられるモノトーン×ダブル
日本一AIを活用する会社を目指す「ZOZOテクノロジーズ」で、AI・プロジェクト推進部の部長を務める野口さん。文系でありながらAI活用の技術開発に挑む、異色な技術者の装いから、先端企業の姿に迫る。
〈今回のNEWリーダー〉

ZOZO Technologies, Inc.
VP of AI driven business
AI・プロジェクト推進部
野口竜司さん (42歳)
立命館大学在学中にITベンチャーに参画。卒業後、同子会社で社長を務めつつ、AIや海外コマースの分野で新規事業を立ち上げ。現在、ZOZOテクノロジーズ以外にも、ビジネスマン向けAI講習等も実施。
Company Profile
ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」を運営するZOZOグループ所属の技術者が集まる技術開発企業。保有するビッグデータの活用や、AIによる新サービス等、テクノロジーによるファッション改革を推進。


以前はたまに着たスーツも、いつしかカジュアル一択に
「ジャケットさえ久しぶり」と野口さん。スーツを着る機会は皆無だが、年齢的にも、それなり服装に興味が出てきたとか。とはいえそんな肩の力の抜け感は、読みやすい著書(写真右:『文系AI人材になる』東洋経済新報社刊)では好評だ。