Training 1
「ショルダーアイソメトリック」
三角筋の中部を鍛え肩幅の左右の頂点を拡げる
軽く握りこぶしを作って両ひじを脇につけてから、左手の上に右手を置く。右手で左手を上から押さえつけながら、左肩の力で右手をゆっくりと横に上げていく。肩の高さは極力変えないように両手に力を込める。左右の手を入れ替え各10回/1セットを1日2セット。
Training 2
「ショルダーアイソメトリック」
三角筋の前部、肩の立体感を作る
胸の前で右手で軽く握りこぶしを作って左手を右手の上に置く。左手で右手を上から押さえつけながら、右肩の力で右手をゆっくりと前に上げていく。肩の高さを保ち、両手に力を込めて動作することがポイント。左右の手を入れ替え各10回/1セットを1日2セット。
Training 3
「シーテッドプッシュアウェイ」
三角筋の後部、肩に厚みをつけるトレーニング
椅子に浅めに座り、背すじを伸ばしたまま、上体を倒す。左腕を下へ伸ばし、右手の指先を左肩に添えた状態から、ひじを伸ばしたままゆっくりと後方に、高い位置を意識して腕を上げていく。肩の後方に力を入れるように。左右各10回/1セットを1日2セット実施。
One Point Advice
筋トレすれば、肩こり知らず
「ボディビルダーに肩こりに悩む人はいないと言われています。なぜなら、僧帽筋がしっかり鍛えられているからです。僧帽筋は、首や肩にぶらさがった腕を支えている筋肉で、ここを鍛えることは、肩こり知らずの強い上体を作ることに繋がるのです」
[MEN’S EX 2020年3月号の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)