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ドライバーのヘッドスピード約43m/sで試打
ドライバーのヘッドスピード約48m/sで試打

鶴原弘高さん ライター・ツルハラ 球が高いですよね。7番アイアンのロフト角は32度ですが、それ以上に高くないですか?

奥嶋誠昭さん 奥嶋プロ 打ち出しからポーンと高く上がって、なおかつスピンが入るので弾道の最高到達点が高い。これなら、どんなに硬く仕上げられたグリーンでも球を止められます。

鶴原弘高さん ライター・ツルハラ 飛距離を重視したというよりも、高さとやさしさをもたらすように開発されているモデルですよね。僕は以前に試打したときに、球の曲がりづらさにも驚きました。

奥嶋誠昭さん 奥嶋プロ 本当に曲がらないですよね。ちょっとぐらいスイングがブレて打点がズレても、直線的に球が飛んでくれます。プロが使うアイアンも、ここまでやさしくなったのかという印象です。

鶴原弘高さん ライター・ツルハラ 4番から7番までにはヘッド内部のトゥ側にタングステンウェイトが内蔵されていて、慣性モーメントが高められているそうです。その効果は十分に感じられますね。

奥嶋誠昭さん 奥嶋プロ アマチュアが使っても打ちやすさを感じられるアイアンです。変に飛びすぎないし、きちんとアイアンらしい弾道の球が打てる。番手ごとの距離も打ち分けやすいので、コースで結果を出しやすいと思います。狙ったところに、狙っただけ飛んでくれますよ。

鶴原弘高さん ライター・ツルハラ  PGAツアーのハードヒッターたちがマッスルバックのアイアンを使う理由のひとつが、スピンを効かせて球を上から落として、グリーンにピタリと止まるショットを打つためです。でも、この曲げずにやさしく打てる中空アイアンでも、同じようなツアーレベルの高さを出せるんですよね。

奥嶋誠昭さん 奥嶋プロ 浅地プロが使っているのも、そういう理由なのでしょうね。ドライバーに関しては、プロも寛容性を重視したモデルを使うようになりました。今後はプロが使うアイアンも、こういうやさしい性能がスタンダードになっていくのかも知れません。アマチュアにも大いにオススメできるモデルです!

試打した製品の情報はコチラ グローブライド オノフ

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奥嶋誠昭さん 奥嶋誠昭/おくしま・ともあき
JGTOツアープレーヤー資格を持ち、プロコーチとしても活躍中。横浜市都筑区にあるヒルトップ横浜クラブ内の「ノビテック・ゴルフスタジオ」でヘッドコーチを務め、弾道計測器フライトスコープ、3DモーションキャプチャーGEARSなどの最新機器を使ったレッスンをアマチュアにも展開中。
http://www.nobby-tech.co.jp/swinggear/

鶴原弘高さん 鶴原弘高/つるはら・ひろたか
雑誌やウェブで多くの記事を手掛けるゴルフ専業のライター。もちろん自身も大のゴルフ好きで、最新ギアも大好き。オフィシャルハンデは7。ゴルフギア情報を発信する会員制サイト「3up CLUB」のキャスターも務めている。
https://3up.club



文/鶴原弘高

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