靴磨き業界の事情ツウがそっと教えるマル秘テクニック6連発!【究極の靴磨き】

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『究極の靴磨き』

日本一の老舗シューケアメーカー「コロンブス」の全面協力、Begin & MEN’S EX特別編集で好評発売中の書籍『究極の靴磨き』から、その中身をピックアップしてご紹介する。今回のトピックは「靴磨きとその周辺のマル秘テク」。ぜひ実践してみては。

事情通に聞く秘密の靴磨きテクとは?

蛇の道は蛇。その道のプロならば1つや2つは独自のテクを持っているもの。業界の事情通がそっと教えてくれたマル秘テク集を紹介。

【EPISODE 1】玄関にブラシを置く

靴磨きはなかなかに億劫なもの。習慣にするためには玄関のすぐ手が届くところに道具を置くのがおすすめ。もちろんあれもこれもと並べれば同居人の非難は免れない。埃を取る馬毛と光沢を与える使い込んだ豚毛。このブラシがあればいい。

【EPISODE 2】クリームの容器は逆さ保存

逆さ保存を推奨する理由は、キャップのパッキンにクリームが付着することによりシール効果が期待できるからだ。この効果によりクリーム成分の揮発が抑えられる、という寸法だ。しばらく使う予定がないクリームは必ず逆さで保存したい。

『究極の靴磨き』

【EPISODE 3】雨用の靴は2足

梅雨時に1足を履き続けるのはかなりの苦行。雨用の靴も2足は用意し、1日履いたら休ませたい。また、履き古した靴を雨靴にすることが多いが、最近は透湿防水素材を採用したドレスシューズも充実している。選択肢に入れて損はない。

【EPISODE 4】ストッキングで鏡面が蘇る

鏡面のキープには山羊毛が一番だが、予算的に手が回らなかったらストッキングを代用しよう。擦ることで発生する静電気が埃を取り、かつ繊維の目が細かいストッキングはクリームをフラットに整える効果もある。ツヤが蘇るのだ。

【EPISODE 5】セーム革で磨いてみる

仕上げに使うセーム革は使い込むうちにクリームが浸透していく。つまり、豚毛ブラシと同じように育つ道具なのだ。よって改めてクリームを付けなくてもセーム革で磨くだけでツヤが出る。古くなったセーム革は磨き用にしよう。

【EPISODE 6】アルコールを付けて磨く

『ポリッシュウォーター』にもアルコールが配合されていることからもわかるように、靴磨きの水は揮発性があるといい。適度に蒸発し、シミを防いでくれるのだ。シャンパンや水割りを呑む夜、ひとしずくおすそ分けして磨くなんてオツだ。

2024

VOL.341

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