
「Japanese bespoke menswear: Is Japan the new international centre for bespoke suits,shoes and shirts?」
5月22日、渋谷のクオーツギャラリーにて、「Japanese bespoke menswear:Is Japan the new international centre for bespoke suits,shoes and shirts?」と題されたトークイベントが開催された。
これはWEBメディア『PERMANENT STYLE』https://www.permanentstyle.comの設立者・運営者として世界的に著名なジャーナリスト、サイモン・クロンプトン氏が発起人となって企画したもので、ファッションの「シンポジウム(討論会)」と銘打って世界の様々な都市で開催しているシリーズイベントの一環となる。昨年6月のフィレンツェ、今年3月の香港に続くシンポジウム開催地となるのが東京だ。
シンポジウムのテーマは冒頭のとおり、「日本は、世界の新たなビスポーク中心地なのか?」。メイド・イン・ジャパンがひとつのブランドとして世界的な人気を集めている昨今だが、とりわけ日本のビスポーク職人たちへの注目度はかつてないほどの高まりをみせている。今後、日本のビスポークはどのように成長するのか? イギリスやイタリアと並ぶ地位を確立できるのか? そんな事柄を語るべく登壇したのは、サイモン・クロンプトン氏、スーツ職人・上木規至氏、靴職人・福田洋平氏、シャツ職人・山神正則氏、ユナイテッドアローズ クリエイティブアドヴァイザー・鴨志田康人氏、日本橋三越本店 紳士パーソナライズ マーチャンダイザー・鏡 陽介氏、MEN’S EX ONLINE編集長・平澤香苗の7人。加えてクロンプトン氏の通訳としてジャーナリスト・長谷川喜美氏も参加する豪華な顔ぶれとなった。
さて、当日は約1時間半にわたり討論が行われたわけだが、ここにその模様を再現してご紹介しよう。ビスポークファン必見の内容だ。