タイやチーフには、ナポリの美意識が滲む、華やかな色柄が揃っている。ちなみにこれらのタイはセッテピエゲで、かつ芯を入れた珍しいもの。厚く、しかしソフトな独特のタッチが心地よい。タイ各2万9000円(キートン 銀座店)
ネップの入ったカシミアリネンシルク製。70万円(キートン 銀座店)
ツイード調のカシミアシルクウール製。前写真のジャケットも本品もともに極めてソフトな生地を用いている。その豊かな表情が柄の主張を和らげ、馴染みのいいものにしている。64万円(キートン 銀座店)
テーラードで培った立体的なパターンメイクは、カジュアルなウェアにも駆使されている。袖を通せば、その着心地の軽さ、包まれるような心地よいフィットに驚くはずだ。ラムスエードブルゾン84万円(キートン 銀座店)
創業者のチロ・パオーネ氏。自身がエレガンスを体現する人物である。
テーラリングスクールでは熟練の職人が、若者への技術の継承を行う。
写真中央にいるのは、二代目CEOのアントニオ・デ・マテス氏。新ライン「KNT」をスタートさせるなど、挑戦を続ける。