白が際立つVゾーンの色合わせ
【白と黒ベーシック配色で引き締める】
何にでも合う白シャツといえど、鉄板の色合わせは存在する。例えば白シャツに黒ニットタイは、男の永世定番だ。
白が際立つVゾーンの色合わせ
【パーティの場で白を明るく見せるシャンパンゴールド】
パーティの席には、シルバーやゴールドのタイが好相性。顔が明るく見える効果もあり、華やかさが増す。
白が際立つVゾーンの色合わせ
【カラータイとのコントラストが力強さを生む】
翻って鮮やかなカラータイと合わせれば、力強い印象に。ただ、合衆国大統領のように派手な赤は、ビジネスの場では浮いてしまうので注意したい。
白が際立つVゾーンの色合わせ
【柄にも白を差せば、よりクリーンな趣に】
レジメンタルタイで白い部分のあるものを選ぶと、柄色とのメリハリが際立つというセオリーも覚えておきたい。
ハズシ小物で簡単にこなれる
【ドレスなス−ツにターコイス×シルバーのタイバー/白チーフもくずしてさす】
白シャツで品よくきめたスーツの装いを、例えばネイティブアクセの趣ある石入りのタイバーでハズしてみる。意外な小物によるひとひねりで、スタイルはグッとこなれるはずだ。
ハズシ小物で簡単にこなれる
【白オックスのB.D.シャツにピンクゴールドのカラーピン/B.D.シャツのボタン外しもスーツでハズす鉄板ワザ】
クラシック気分の昨今は、シャツの襟を寄せて留めるカラーピンも重宝。ピンクゴールドを選べば、自然に馴染みつつもさらりと色気を表現できる。あえてB.D.シャツの襟ボタンを外し、これをカラーピンで留めれば、こなれ感は倍増。ぜひ一度お試しあれ。
ジャケパン×ハズしの白ネルシャツ
【ふっくらした起毛感が味わいに】
カジュアルな白シャツといえばオックスフォードのB.D.が筆頭株だが、ネルシャツの存在もお忘れなく。起毛感豊かな白のネルシャツは、オックスフォードよりもリラックス感が強く、しかし白ゆえの品のよさでハズしすぎない独特のバランス。休日のくつろいだジャケットスタイルの抜け感に最適なのだ。
袖口をタイトに見せるカフのボタン調整
【カフのボタンを内側につけ直してよりタイトに留める】
ちょっぴり手間を掛ける必要はあるが、挑戦しがいのある裏技がこちら。シャツの袖口を留めるボタン位置をやや内側につけ直して、フィット感をタイトめにする。
袖口をタイトに見せるカフのボタン調整
【袖がほんのりふんわりしてクラシック見え】
……すると袖口周りに寄る生地のヒダが増え、よりクラシックかつ、ニュアンス豊かな見映えへと変わるのだ。オフィスでジャケットを脱いだ際など、この微差は大差となるだろう。そして何より、紳士の基本たる白シャツの細部にまで気を配るその姿勢が、粋ではないか。
ドレスな白シャツ×カジュアルアウターの意外性
【ニットタイなどカジュアルなものでタイドアップしても/今季ならミリタリージャケットやレザーブルゾンも旬】
ミリタリージャケットといった男らしいアウターにも、白シャツは思いのほかハマるのだ。かつ、カジュアルなニットタイなどでタイドアップすれば、より新鮮なミックススタイルが完成。ノータイでシンプルに着るときは、前立て付きを選ぼう。
ドレスな白シャツ×カジュアルアウターの意外性
【素材はブロードorロイヤルオックス前立てのある仕立てがベター/リジッドなGジャン】
白のドレスシャツにGジャンを合わせる。そんな意外性が印象をこなれさせることを覚えておくと、スタイルの幅は広がる。
通年着られるリネンシャツで季節感をハズして遊ぶ
【白リネンシャツはちらっと利かせる/正反対の季節感のざっくりニット】
季節感の演出はお洒落の基本。ではあるのだが、欧州の洒落者たちはリネンの白シャツを、冬でも着てしまう。そしてこれが、実にこなれて見えるのだ。となれば、我々も実践しない手はないだろう。オススメはざっくりした白チルデンニットとの組み合わせ。ともに素材感があるため意外や馴染みがよく、白の清潔感も際立つのだ。