やっぱり安心、英国アウター—「今」な王道スタイル1週間—
このシャープさが英国コートの醍醐味
昨日のプレゼン、自分的にはやり切ったと思う。あとは結果を待つのみだ。ともあれ正
念場を乗り切って、日常が戻ってきた。気分も変わって、ウールのコートに手が伸びる。英
国のウールコートはイタリアものにはないシャープさが魅力だ。水曜はマッキントッシュの「GM?001」。ゴム引きではなくロロ・ピアーナの「ストームシステム」ウール製だ。身頃はゆったりしつつ、ストンとしたIラインなのがいい。クラシックとモダンが共存した独特の佇まいはマッキントッシュならではだと思う。
木曜はギーブス&ホークス。身頃内側のタグにはロイヤルワラントが3つ。これがなんともアガる。直線的なカッティングで、ノータイでもキリッとして見えるところに、サヴィル・ロウの風格を感じずにいられない。そんなことを考えながら歩いていたら、老舗の喫茶店が。よし珈琲を一杯いただいていくか……いや、クリームソーダもいいな。
※表示価格は税抜き
[MEN’S EX 2019年1月号の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)