高度な仕立て技術を背景に、現代的なコンパクト美脚の基準を打ち立ててきたクラシコパンツの王道御三家。ブランドとしての基礎がしっかりしているからこそ、素材やディテールで遊びを取り入れても、大人らしい装いにうまく収まってくれる。休日パンツで攻めてみたい時こそ、これらを上手に活用するのが正解だ。
改めて新鮮なワイドパンツ
パオラ
シャツ2万6000円/バグッタ(ビームス ハウス 丸の内) カットソー2万円/ザノーネ(スローウエアジャパン) メガネ2万7000円/エナロイド(ブリンクベース) 時計1万4000円/タイメックス(DKSHジャパン) 靴7800円/スペルガ(プロスペール)
2本のインプリーツでゆとりを持たせた腰周りから裾まで、ほぼまっすぐに落ちるシルエット。スタ イルを一気に新鮮に見せるパンツをお探しなら絶好の一本だ。最近のテーパードパンツに慣れている 人は難易度が高く感じるかもしれないが、若者向けの極端なワイドではないため、ミドルにもトライ しやすい。太シルエットゆえの豊かなドレープも、大人の風格に貢献する。3万4000円(八木通商)
ヴァーヴ 80のディテール(写真3枚)
※掲載パンツのワタリ幅、裾幅などはサイズ48(デニムは32)のものを基準としています。
[MEN’S EX 2018年6月号の記事を再構成]
撮影/須藤敬一〈人物〉、若林武志〈静物〉 スタイリング/武内雅英(CODE) ヘアメイク/勝間亮平(マスキュラン) 文/吉田 巌
※表示価格は税抜き