生地から考えるNEXT STYLE「マルゾット」【NEXTILE Vol.6】

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NEXTILE

生地を「タグの知名度」よりも”質”で見極めることができたなら、服選びはもっと楽しくなる——。生地の個性からスタイルを導く新発想で、自分に本当に合う”ネクスタイル”、探しませんか。

洒脱も、リアルも任せられる懐の深さ

■MARZOTTO(マルゾット)
「オーセンティッコ」(右) 「ファブリカ アルタ」(左)


MARZOTTOのスーツ
左:3ピーススーツ28万6000円〜〈オーダー価格、納期5週間〜〉、タイ1万9000円、チーフ1万5000円/以上ルビナッチ、シャツ3万円〜〈オーダー価格、納期5週間〜〉/イセタン メンズ(以上伊勢丹新宿店) 右:スーツ9万9000円/セルフレックス〈オーダー価格、納期4週間〜〉(オンワード樫山 お客様相談室) シャツ、タイ、チーフ〈スタイリスト私物〉


MARZOTTOのテキスタイル

クラシックも前衛もお手のもの! 幅広い表現力がマルゾットの強み
写真右・ペンシルストライプ柄のツイル地は、スーパー120’sの原毛を80番手と細く撚り、双糸×双糸で織りあげたもの。密な打ち込みによる強さとしなやかな風合い、品のいい艶感の同居が持ち味だ。写真左のシアサッカーは、珍しいウール&シルク。一般的な素材を上回る清涼感のあるタッチで、風合いはしなやか。ブルーグレーの発色にも深みがある。

CONPANY PROFILE

MARZOTTOのタグ

創業者ルイジ・マルゾット氏が、1836年に北イタリア・ヴァルダーニョの毛織物工場に投資を始めたのがルーツ。1950年代には衣料品生産も開始。伊の名門生地メーカーを多数傘下に収める、巨大なグループ企業となった。

歴史とスケールメリットの合わせ技で、世界を牽引

「フラテッリ・タリア・ディ・デルフィノ」や「グアベロ」といった名門生地メーカーを多数傘下に収める伊・「マルゾット」社。巨大グループ企業にして膨大なアーカイブをもつ老舗メーカーならではの強みが、クラシックから前衛まで幅広いクリエーションに対応する、多彩な表現力だ。

写真右のスーツに用いられている「オーセンティッコ」の綾織り生地は、クラシックを象徴するもの。スーパー120’sの上質な原毛使いによる上品な艶と打ち込みのよさの双方を備え、リアルなビジネスシーンに映えるとともに、滅法使い勝手がいい。一方、写真左のスーツに用いられている「ファブリカ アルタ」は、前衛のそれ。ウール&シルクのシアサッカー組織というのも珍しければ、柄がグレンチェックというのも珍しい。清涼感に溢れるタッチはとても心地よく、表情も洒脱そのものだ。

ちなみにマルゾット・グループの生地生産量は、年間で約50万反と、世界のマーケットに与える影響力は計り知れない。今でこそ当たり前のライクラ混ストレッチウールを他に先駆けて開発し、普及させたのも、実はココなのだ。生地のワールド・トレンドを先導する存在としても、常に注視すべきメーカーといえよう。

美しさの理由

MARZOTTOのタグ
MARZOTTOのオフィス
MARZOTTOのオフィス

高い生産力と膨大なアーカイブに裏打ちされた生地開発
そもそもクラシックな梳毛生地に定評があるうえ、ファンシーな生地や紡毛生地を得意とするメーカーも傘下に収めるマルゾット。大手としてのスケールメリットも大きく、価格を抑えながら選りすぐりの原料を使用することができる。中:世界の生地のアーカイブも揃え、それらを新しい生地開発へとつなげられるのも同社の強みだ。下:モダンでクリーンなオフィスは、伊・ヴァルダーニョにある本社。

お問い合わせ先

マルゾットのブランド、生地に関するお問い合わせ先/
トレッセ TEL:06-6120-7598



[MEN’S EX 2018年2月号の記事を再構成]
撮影/若林武志 スタイリング/四方章敬 文/秦 大輔

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