リーバイスRのビンテージ クロージング【傑作はこうして作られる】

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もう一つのマスターピースである”トラッカージャケット”

ジーンズ同様、トラッカージャケットもリーバイスRが生み出したアイコンプロダクトだ。

Type cc
初めてコーンミルズ製レッドセルビッジを使用

Type cc

1936年、リーバイス®のアイコン商品であるタイプccジャケットが誕生。これは初のコーンミルズ製レッドセルビッジのジャケットで、労働者の非公式な制服となった。レギュラーフィットで、露出した銅製リベット、銅製プロングのシンチバック、シングルの胸ポケット、背面のダブルプリーツが特徴となる。4万8000円

Type Ⅱ
両フラップ胸ポケットが特徴のタイプccの後継型

Type Ⅱ

タイプccジャケットのディテールの一部を変更して、1953年に発表されたのがこのタイプⅡジャケット。ボタンフラップの胸ポケット、プリーツの入った前身頃、さらにフィット感を調整できる銅製のシンチバックが特徴。大文字の”E”で表記されたレッドタブもまた特徴的な20世紀半ばのディテールだ。4万8000円

Type Ⅲ
発売され今年で50年を迎えるGジャンの完成型

Type Ⅲ

1967年に現在のデザインになったタイプⅢ。ワークウェアとしての機能性が重視されていたタイプcc、Ⅱに対し、タイプⅢは立体裁断によりすっきりとしたボディになり、防縮加工済みのプレシュランクデニムを使用したため、ファッションアイテムとして東海岸の若者たちの間で急速に人気が高まった。4万8000円

1880トリプルプリーツブラウス
リーバイス®の歴史を物語るデニムジャケットの原点

1880トリプルプリーツブラウス

正統なウエスタン作業着として、サンフランシスコのリーバイス®アーカイブにも展示されているトリプルプリーツブラウスは、最初期のデニムジャケットが元になっている。前立て両側にある3本のプリーツがその型名の由来で、そのプリーツの糸を切ればサイズを大きくできるように設計されたものだった。4万8000円



リーバイス®ストア 新宿店
Levi’s® TAILOR SHOP

リーバイス®ストア 新宿店

購入したリーバイス®製品のジーンズやトップスを、顧客の要望に合わせカスタマイズするリーバイス®ストア新宿店の「Levi’s® TAILOR SHOP」。日本では新宿店のみマスターテーラーが常駐する唯一のカウンターで、実際にカスタマイズを施す職人に直接相談できるからこそ、新たに生まれるアイデアを具現化してくれる。

SHOPDATA

リーバイス®ストア 新宿店
東京都新宿区新宿3-29-12
TEL:03-5363-4501
営業時間:11時〜21時(土日祝は10時〜)
不定休

お問い合わせ先

リーバイ・ストラウス ジャパン
TEL:0120-099-501





[MEN’S EX 2017年9月号の記事を再構成]
撮影/藤谷 望 構成・文・スタイリング/浅野康一



※表示価格は税抜き
戦時中、ペンキで描かれたアーキュエットも、このモデルから2本針ステッチを採用。

戦時中、ペンキで描かれたアーキュエットも、このモデルから2本針ステッチを採用。

同様に戦時中に取り除かれていたウォッチポケットのリベットも再び打ち込まれるように。

同様に戦時中に取り除かれていたウォッチポケットのリベットも再び打ち込まれるように。

同じく物資不足から中断を余儀なくされていた後ろポケット口に打たれていた隠しリベットも復活。

同じく物資不足から中断を余儀なくされていた後ろポケット口に打たれていた隠しリベットも復活。

素材には100年以上に亘るブランドのパートナーであるコーンミルズ社のセルビッジデニムを使用する。

素材には100年以上に亘るブランドのパートナーであるコーンミルズ社のセルビッジデニムを使用する。

2025

VOL.345

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