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「ご当地感」で海外からもさらなるファンを引き付ける!

「二日酔い御膳」。

さて、星野リゾートといえば全国各施設に「ご当地部屋」を作るなど、「ご当地感」の演出を得意とする。

「もともとは、2001年にリゾナーレ八ヶ岳の再生を始めたときから『ご当地』の発想を始めました。というのも、標高1000m級の山があって、自然があって涼しくて……と、軽井沢と同じような長野の高原エリアなのに、新幹線は通っていないし東京の人から見て、随分遠いという印象がある。それなら軽井沢に行けばいいじゃないか、と言われてしまう。じゃあ、『八ヶ岳らしさ』を出すにはどうしたらいいか? ということをスタッフたちと一生懸命考えて、八ヶ岳ならではのオリジナリティ、すなわちご当地感を出していきました」。

リゾナーレ八ヶ岳は、地元のワイナリーなども生かして「ワインリゾート」としてもご当地感に成功した。こうして、ご当地的発想は全国の各所に広がっていき、例えば沖縄なら島テロワール、青森ならりんごや苔や冬の氷瀑……というように、季節や土地に応じたオリジナリティ溢れる取り組みが生まれていったのだ。そして、ここ福島の「磐梯山温泉ホテル」にも、福島の地酒を生かした「会津モダンスイート」というご当地部屋や、居酒屋シャトル「会津の居酒屋GO!」など様々な会津若松のご当地感あふれる取り組みが行われている。

「アルツ磐梯」の小さな名物、モンスタークレープ「いちごボム」。

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