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キャビンのテラスには驚きの仕掛けが!

何はともあれと、まずは荷物をおろしにキャビン(客室)へ。全40室ある中で、今回、私が選んだのは最もスタンダードな<T cabin>。扉を開けると、そこには白を基調としたシンプルな空間が広がり、大きな窓の外には穏やかに波打つ河口湖が。よく見ると、緩やかな勾配天井になっていて、そのおかげで景色が大きな一枚絵のように際立っている。なんとも演出上手だなあと感心させられました。

「星のや富士」定員2名の<T cabin>
定員2名の<T cabin>。41Ⅱ。薪ストーブのある部屋や、浴室から景色が眺められるキャビンもあります。
星のや富士」のキャビン
ちなみに、遠くから見るとキャビンはこんな感じ。河口湖からすぐの高台に位置し、すべてのキャビンが湖に向かって付き出すようなスコープ上のデザインになっています。

キャビンは全室テラス付き。真冬なので当然寒いわけですが、なぜでしょう、テラスがあるととりあえず出てみたくなるものですね(笑)。いざ近づいたらびっくりしました。なんとそこには炬燵が設えてあったんです。炬燵好きでありながら、和室のない我が家にはその用意がないので、思わず興奮して滑り込むと、それはそれはにやけるような優しい暖かさ。しかも、頭寒足熱で気持ちいい。なんだか露天風呂に入っているような心地になりました。

テラスにセットされた炬燵
テラスにセットされた炬燵。河口湖をより身近に感じられる特等席です。不思議なのは、意外にも静かなこと。すぐ隣に別の客室があるはずなのに物音がほとんどしない。私はここでフレーバーティーを飲みながらゆっくり読書しました。
ドイツ製のロッキングチェアに揺られながらぼんやり空を眺めると安らげます。夜は星空を眺めるのも一興かと。

ドイツ製のロッキングチェアに揺られながらぼんやり空を眺めると安らげます。夜は星空を眺めるのも一興かと。

腰を下ろせる場所が随所に。階層によって異なる雰囲気を持っているのがユニークです。

腰を下ろせる場所が随所に。階層によって異なる雰囲気を持っているのがユニークです。

ハンモック。私は体験しそびれましたが、とても気持ちよさそうでした。

ハンモック。私は体験しそびれましたが、とても気持ちよさそうでした。

午後のスイーツタイムにはテラスに飲み物とお菓子の用意が。つい欲張りたくなります。

午後のスイーツタイムにはテラスに飲み物とお菓子の用意が。つい欲張りたくなります。

ライブラリーカフェには自然をテーマにした本がたくさん。

ライブラリーカフェには自然をテーマにした本がたくさん。

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