[編集長・大野の緊急レポート企画] アルペンスキーのワールドカップが10年振りに日本で開催!

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去る2月13日(土)、14日(日)の2日間、新潟県越後湯沢の町が「Audi FISアルペンスキーワールドカップ 2016 湯沢苗場大会」に大いに盛り上がった。遡ると日本で最後にアルペンスキーのワールドカップが開催されたのは2006年の志賀高原での大会が最後。実に10年振りに世界のトップ選手たちを間近で見られる機会とあって、日本中のスキーファンはもちろん、地元の方々から大きな注目が集まった。今大会の開催地は「苗場スキー場」。その名を聞いて、馴染みが深い!と感じられるアラフォー以上の読者の方も多いことでしょう。その世代の方々が青春時代を過ごした’80年代後期、’90年代中頃までは空前のスキーブーム。映画『私をスキーに連れてって』(1987年公開)に始まり、プリンスホテル系に泊まるのがお洒落で抜群にかっこよかったステイタスの時代(もちろん今も素敵です!)。苗場プリンスホテルはその象徴的ホテルでした。その目の前のゲレンデが今大会のコースだったのです! ちなみに私、大野は新潟県出身。少年時代から慣れ親しんだ苗場スキー場。なので、今大会を目の前で見られるというのは本当に感慨深さもひとしおの出来事だったのでした!

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info_160301_longins_22.jpg 今大会のオフィシャルタイムキーパーは弊誌でもお馴染みの「ロンジン」

info_160301_longins_23.jpg 今回の2泊3日のアルペンスキー・ワールドカップツアー取材は、いつも大変お世話になっている「ロンジン」さんからのお誘いで実現しました。観戦席は、ありがたいことにVIP用特設席! コースのゴール地点の目の前だから臨場感、スピード感がやっぱり凄かった。会場には実況解説や大型テレビジョン、タイムキーパーによるリアルタイムラップ表示がその場で分かり、屋外にいながらレース展開もしっかり把握できて大満足。オフィシャルタイムキーパーのロンジンさん、流石いい仕事しています。さて、このロンジンとアルペンスキーは古くからとても繋がりが深いというのをご存じでしたか? 

「ロンジン」には、スキー競技をモチーフにしたモデルがあります。

info_160301_longins_13.jpg ロンジンのクロノグラフ、「コンクェスト 1/100 アルペンスキー」は、100分の1秒まで計測できる機能を搭載。長年にわたりアルペンスキーの選考会タイムキーパーを務めてきたロンジンの伝統へのオマージュとして作られた。ステンレススティール製クロノグラフは、アルペンスキーに求められる高い精度基準を満たすもの。複数の中間タイムを計測し、別の針で100分の1秒単位までタイム表示する、直感的なアナログディスプレイを備えることにより、特にアスリートやプロ選手、スポーツ愛好家のニーズに応えているシリーズ。16万5000円(税抜き)(ロンジン/スウォッチ グループ ジャパン ☎03-6254-7351)


将来、世界で活躍する世代をサポートする「ロンジン」

info_160301_longins_16.jpg 大会初日の1本目終了後には特別セレモニーとして、ロンジンから将来のアルペンスキー界の”金のたまご”を支援する「ロンジン フューチャー スキー チャンピオン」認定証授与式が行われ、日本代表の小山 慧選手(上田市立菅平中学)に認定証がロンジンより授与された。

日本スキー界の至宝、皆川賢太郎さんにお会いもできて感激!

info_160301_longins_14.jpg アルペンスキー界のレジェンドとご挨拶させていただきました! 皆川さんは新潟県湯沢町出身。今大会の実行委員会副実行会長を務め、運営面でも大会を成功に導いた。

スラロームで優勝したのは、43年前、お父さんの果たせなかった夢を叶えたこの選手!

info_160301_longins_19.jpg 1日目に行われたジャイアントスラローム(大回転)の優勝者は、フランスのアレクシー・パントュロー選手。二日目に行われたスラローム(回転)の優勝者は、ドイツのフェリックス・ノイロイター選手。ノイロイター選手、実はご両親も世界的に有名な選手でした。お父さんであるクリスチャン・ノイロイター元選手は、1973年に苗場で行われたワールドカップスラロームで2位という成績を残しており、今回の息子のフェリックス・ノイロイター選手の優勝は、43年の時を超え、お父さんの雪辱を果たすという何ともドラマティックなフィナーレを迎えたのであった。

最後に。目の前で繰り広げられた大興奮の熱が冷めやらない!ってことで、レース終了後、苗場スキー場で10数年ぶりに私もスキーを堪能。老若男女が自分のペースで楽しめるラグジュアリーなスポーツであると改めて実感。これを機に、再び大人の趣味としてスキーを楽しみたい!と改めて感じたツアーでした!

www.longines.jp/

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