メルセデス・ベンツ Sクラスに追加された直6クリーンディーゼル仕様は廉価版なのか?

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メルセデス・ベンツ 「S400d」のサイド
フラッグシップモデルらしいソフトな乗り心地を生むホイールベースは3035m。9段ATを採用することで車重2150kgを超える巨体を滑らかに加減速させる。

ほとほと感心するのは、これだけの図体でありながらも、運転が楽しいということだ。微細なステアリングやアクセルペダルの入力に対して、過敏ではなく素直に反応し、しっとりと力強く走るさまは圧巻だ。

メルセデス・ベンツ 「S400d」のフロント
メルセデス・ベンツ 「S400d」のバックスタイル
全長5155mという大柄なボディとは思えないほど、パワフルな走りを見せるS 400d。駆動方式は4WDながら14.2km/Lという素晴らしい燃費性能を誇っている。

S400dはベースが1138万円(2019年1月より改定)で、現行Sクラスにおいて廉価グレードに見える。しかし、動力性能も静粛性能もガソリンモデルに勝るとも劣らない。燃費も14.2km/L(JC08モード)と、ベストインSクラスだ。私なら「これでいい」ではなく、「これがいい」と選ぶ。



文/藤野太一 撮影/河野敦樹 構成/iconic



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