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インテリアは、とてもスマートな設計だ。センターコンソールにはスマートフォンのワイヤレスチャージャーを、グローブボックスにコンビニフックを、ドアポケットからスピーカーを廃して大型のペットボトルやノートパソコンが収納できるスペースを、アームレストはちょうどティッシュボックスが収納可能なサイズで、前方に取り外しできるゴミ箱まで備えている。オフィスのデスクをイメージしてデザインしたものというが、それらを生活臭をさせることなく、ドライバーが手の届く範囲内にうまく配置している。

ラゲッジスペースの使い勝手の良さも秀逸だ。二重床になっており、折りたためばディバイダーとして活用でき、さらにここでもコンビニフックが出現する。また大きな荷物を収納する際に邪魔になるラゲッジカバーを床下に収納できるなど、日本車も顔負けの多様なアレンジをもつ。

デザインは独自であっても、兄貴たちの優れた点はしっかりと受け継いでいる。タッチやスワイプなどタブレットさながらの操作が可能なインフォテイメントシステム「SENSUS」を搭載。さらにボルボならではの先進安全運転支援技術を16種類も標準装備する。XC40では新たに、駐車スペースから後退して出庫する際に接近する車両を検知し警告するとともに必要な場面では自動ブレーキが作動する機能も追加された。クラスを超えたADAS(先進運転支援システム)の持ち主と言える。

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