EVなのにポルシェ濃度100%〈ポルシェ タイカン〉

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【EVという美意識】
エグゼクティブには、ラグジュアリー&スポーティBEVが相応しい

近年、世界のラグジュアリー市場において、BEV(バッテリー式電気自動車)はもはや内燃エンジンの“代替手段”ではない。それはむしろ、次世代の知的ステータスとして急速に認知度を高めている。

特にグローバルなエグゼクティブ層の間では「サステナブルであること」、がファッション、アート、食、住まい、そしてモビリティに至るまで、ライフスタイル全体の基調として機能し始めており、もはや何を選ぶか? よりも、どう選ぶか? にその人の姿勢が表れる時代になってきた。

SDGsやESGといった言葉が投資家だけでなく一般の消費者にも意識される中、CO2削減、再生可能エネルギー、EVインフラの拡充、都市部でのエミッション規制といったテーマは、単なる環境保全の課題にとどまらず、「知性ある選択」の一部としてビジネスリーダーの意識に浸透しつつある。

加えて、EV市場自体も急速に成熟を迎え、今や実用性や走行距離の問題から大きく踏み出し、EVは「高性能・美意識・社会性」をすべて備えた未来的なラグジュアリーとして定義されつつあるのだ。

そこで我が「MEN’S EX」もそんなEVに注目。エグゼクティブは「未来をどう生きるか」「どんな思想で移動するか」というスタイル=美意識を持ってクルマを選択するべきではないか、と言うことでこの新連載をスタートする。

第1回目はそれぞれのブランドが長年培ってきた思想と美意識を再構築し、単なる“電動化への対応”というレベルにとどまらず、「BEVだからこそできること」を最大限に活かし、走りの洗練度、空間の快適性、インテリジェントな演出、そして何よりもモビリティの新しい形を提示した「ラグジュアリー&スポーティBEV」に注目。最も静かで、且つ最も雄弁な、これこそエグゼクティブの選択肢といえるモデルを集めてみた。

PORSCHE Taycan
EVなのにポルシェ濃度100%

PORSCHE Taycan
PORSCHE Taycan Turbo Sport Turismo
卓越したパフォーマンスと日常の実用性を兼ね備えたシューティングブレーク(スポーツワゴン)。ポルシェとしてのスポーツカーの走行性能とラグジュアリーな快適性を高次元で融合する。価格 23,350,000円(税込)~。

ポルシェ・タイカンは、スポーツカーとしての卓越したパフォーマンスと、次世代モビリティとしての先進性・機能性を高次元で融合させた、電動化時代のフラッグシップモデル。単なるBEV(電気自動車)ではなく、「電動であること」を価値に昇華させた、ポルシェならではの一台だ。

一方で800Vアーキテクチャによる最大270kWの急速充電性能により、わずか20分程度で約80%まで充電が可能と利便性も高い。エントリーモデルのTaycanから、スポーツ性能と快適性のバランスが取れた4S、ハイパフォーマンス志向のTurboやTurbo S、さらに新たに追加されたGTSなど、走行性能・装備・価格帯に幅を持たせたラインナップを用意する。価格 1453万円(税込)~。

PORSCHE Taycan
PORSCHE Taycan
PORSCHE Taycan
Taycan Turbo GT with Weissach package
新たに登場した特別仕様車、「タイカン ターボ GT ヴァイザッハ パッケージ」は、より走りに特化したスポーツモデル。日常の使用よりも、週末のサーキット走行や特別なドライビング体験を求めるユーザーに最適な一台といえる。(ポルシェジャパン カスタマーケアセンター)

ライフスタイルに合わせて選べるボディタイプ

PORSCHE Taycan

タイカンにはセダンタイプのほかに、クロスオーバー的なCross Turismo、よりスタイリッシュで都市型のSport Turismoといった複数のボディタイプが展開。走りと実用性の両立が求められる多様なライフスタイルにも柔軟に応える。



[MEN’S EX Summer 2025の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)
※表示価格は税込み

2025

VOL.346

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