日常を磨き上げた軽EVの到達点。ホンダ N-ONE e:が日本自動車殿堂カーオブザイヤーを受賞

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“e:Daily Partner”の思想が認められた、次世代のスタンダードEV

日々の移動に寄り添う軽乗用EVとして存在感を高めてきたホンダ「N-ONE e:」が、2025~2026 日本自動車殿堂カーオブザイヤーを受賞した。自動車文化と技術の発展に寄与した人物・製品を顕彰するNPO法人、日本自動車殿堂(JAHFA)が主催する賞であり、同年度にはホンダのスペシャリティスポーツ「プレリュード(PRELUDE)」がカーデザインオブザイヤーを受賞している。

N-ONE e:の受賞理由は3つ。まず、日常使用に十分な295kmの航続距離を確保し、軽EVが抱えがちな“距離の不安”を大きく後退させた点。次に、初代N360の系譜を踏まえつつ、レトロとモダンを調和させたデザインが幅広い層から支持されている点。そして、安全運転支援機能「Honda SENSING」を全タイプに標準装備し、軽自動車として初めてトラフィックジャムアシストを搭載するなど、安全性に対する取り組みが明確である点だ。

開発の中核となったのが「e:Daily Partner」の思想。ホンダの基本理念である「M・M(マン・マキシマム/メカ・ミニマム)思想」を継承しながら、軽自動車規格の中で広さと実用性を最大化。加えて、EVならではの静粛性や力強い発進特性が都市部での使い勝手を高め、走りの自然さと扱いやすさを両立した。

また、給電機能やV2Hへの対応といった“電力活用”への視点も特徴的だ。非常時のバックアップ電源としてだけでなく、日常の生活動線を広げる装備として、軽EVに求められる価値を丁寧に盛り込んだ。さらに、衝突後ブレーキシステムの採用など、細部に至るまで日常の安全性への配慮が見て取れる。

派手さよりも、ユーザーの「今日」を支えるための性能を積み上げた一台。今回の受賞は、その取り組みが総合的かつ実用面で高く評価された結果といえる。同年度のプレリュードの受賞と合わせて、2025~2026年は生活領域とスポーツ領域、その双方でホンダの取り組みが評価された年となった。

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