普遍を知り、アップデートすることこそ洒脱の鍵
BASIC ITEMを今らしく着こなす“全10のアップデート術”を総まとめ

“大人の基本アイテムを、今の時代感で着こなす”というテーマのもと、10回にわたり連載してきた人気企画を総決算。定番服を今どきに見せるコツを、ギュッとまとめてお教えしよう!
BASIC ITEM 1/NAVY&GRAY SUITS(ネイビー&グレー無地スーツ)
「ライトトーン無地スーツで足しすぎず引きすぎないバランス感覚を持って着る」
――中村さん

「大基本の紺&グレー無地スーツは、やや明るめなトーンを選ぶと今風な軽快感を呼び込めます。スーツ自体の存在感が高まるため、Vゾーンは控えめに。かつ、トーンを揃えて明るめの色使いを心がけましょう」
[ UPDATE COORDINATE POINT ]
- モノトーン+差し色でシンプルかつ新鮮に
- プリント調のジャカードタイでアップデート
BASIC ITEM 2/DOUBLE BREASTED JACKET(ダブルブレストジャケット)
「堅く見えがちなダブルブレストは80’sフレンチテイストでスポーティに」
――中村さん

「ダブルジャケットも軽快に着こなすのが今の主流。そこで参考にしたいのが、1980年代的フレンチスタイルです。5ポケットパンツやボーダーTなどを合わせるのが定番ですね」
[ UPDATE COORDINATE POINT ]
- Tシャツよりも上質感あるサマーニットで大人らしく
- 今季復権の5ポケパンツでボトムスは軽やかに
BASIC ITEM 3/COLOR POLO SHIRTS(ラコステ「L.12.12」のカラーポロシャツ)
「夏のスーツに色ポロを差す。’80年代の定番ですが、それが今新鮮」
――中村さん

「言わずと知れた名作ポロは、スーツのインナーに合わせるとよし。コットンやシアサッカーなどカジュアルスーツと好相性です。これも’80s的フレンチアイビーを思わせる装いですね」
[ UPDATE COORDINATE POINT ]
- 今どきに着るなら紺よりブルーが◎
- コットンスーツ×鹿の子ポロは鉄板の相性