モダンなこなれは“白アン”ジャケットで
シャツのように軽快な羽織り心地
淡色デニム&ニットで優しく上品に
TAGLIATORE(タリアトーレ)
優雅なリゾート感を醸し出しつつ街にも馴染む好バランス
今春のキーワード「クリーン」をよりエレガントに実践したいなら、ホワイトジャケットにトライしてみよう。とはいえ、あまりに構築的な仕立てのものでは少々時代がかって見える危険も。パッドや芯地を省いたアンコン仕立て=“白アン”ジャケットなら、優雅なクリーンさを存分に発揮しつつ、あくまで現代的に着こなすことができる。写真はリネン100%で仕立てた「バルドリック」モデル。ローゴージのクラシックなデザインだが、TシャツやニットTとの相性も抜群で、ジャケットというよりも白シャツを羽織るような気軽さで装いに取り入れられるのもポイントだ。9万7000円(トレメッツォ)
[左]L.B.M. 1911(エルビーエム 1911)
横にスラブが走る印象的な素材使い
コットンリネンを用い、横にランダムな節が浮かぶ印象的な素材を用いた一着。どこか和のテイストも感じさせる涼やかな風合いが魅力的だ。中庸な幅のラペルや丸みのある肩周りがカジュアル使いしやすく、着回し幅も広い。7万9000円(トヨダトレーディングプレスルーム)
[右]LANVIN COLLECTION(ランバン コレクション)
独特のヒネリが利いたフレンチな白ジャケット
太めの縦畝が走るコットン素材が、クラシックリゾートなムードを漂わせるダブルジャケット。ゴージがかなり低く、ボタンが直線上に並ぶデザインがイタリアンブランドとはひと味違う趣を醸し出している。クールな黒のボタン使いも効いた一着だ。10万円(ジョイックスコーポレーション)