【屋久島】パワーチャージの旅。絶景の穴場スポットに心が洗われる

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Explore The Premium World〜眼福と口福に出会う旅日記~
【鹿児島】屋久島

『本当の旅の発見は、新しい風景をみることではなく、新しい目を持つことにある』。仏の小説家、マルセル・プルーストの言葉を愛する男、マエカワの旅の記録を不定期連載でお届け。
旅人/マエカワヤスユキ

苔むす森の静寂の中で、自然の神秘に触れる旅、始まる

Day1/AM10:00【at 白谷雲水峡】

ああ、美味しい。ただ息を吸うだけで、空気の美味しさに感動できる。屋久島。

よく「屋久島は島に呼ばれないと行けない場所」などと、神話のような話も聞く場所だが、この心身が浄化される感覚にそれも納得。幸運にも天候に恵まれて、漏れてくる日差しが、苔の森を艶やかに彩る。

今回の旅は、映画『もののけ姫』の舞台とも言われる有名な森を有する、白谷雲水峡から始めたい。トレッキングシューズを履き、いざ出発。

屋久島
【at白谷雲水峡】ブルゾン1万6000円、鞄1万5000円/以上カリマー(カリマーインターナショナル) パンツ3万2000円/アルクフェニックス(フェニックス クリエイティブ セレクト ストア) 帽子7200円/ザ・ノース・フェイス(ザ・ノース・フェイス オルター) 靴2万2000円/イノヴェイト(デサント トウキョウ)

そこかしこが苔の絨毯。このみずみずしい自然は、年間4000mmを超える日本一の豊富な降水量によるもの。とにかく、マイナスイオンの宝庫だ。

そして屋久島ならではの、立派な杉の木が出迎えてくれる。杉の木の見極め方は、どんな立地でも真っすぐ上に生えていることだそうだ。

いわゆる「屋久杉」と呼ばれるのは樹齢千年を越える杉を言う。上へ上へと逞しく生える杉の木の、生命力をいただくパワーチャージの旅、始めよう。

白谷雲水峡

住所:鹿児島県熊毛郡屋久島町宮之浦1593

面積にして423.73ヘクタールの自然休養林地帯。標高620mのところに入口がある。整備された道から山道へ進むと、樹齢3000年と言われる弥生杉や、宮崎 駿監督も訪れたという苔むす森(かつて「もののけ姫の森」とも呼ばれた)も現れる。往復5~6時間を要する太鼓岩トレッキングコースでは、太鼓岩頂上から屋久島の山々を一望することが可能だ。

お問い合わせ先

屋久島レクリエーションの森保護管理協議会
TEL:0997-42-3508

2024

VOL.341

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