“これは絶対名作になる!”というヒット確実な名作の”たまご”たちを編集部員が徹底討論。
ココマイスターのレザーショルダーバッグ
品良く渋い大人の休日鞄

革好きを魅了する極上皮革。経年変化しても上品さで勝負
樗澤見るからに上質なレザーを使った鞄ですね。どこかアンティークな渋みがあるのもソソるなぁ。
橋本これらは「マルティーニ」というコレクションのショルダーで、イタリアでも指折りのタンナーによる伝統の”バケッタ”製法で鞣したレザーを使ってるんだ。植物タンニン100%で鞣した革に時間をかけて油分を浸透させているから、おろした瞬間から手にしっとりと馴染み、使うほどに味わいもさらに増すんだな。ちなみに内装も贅沢で、高級車の内装などに使われる肌触りのいいウルトラスエードを使用。
樗澤クラシックなボックス型のデザインもいいな。荷物をすっきりしまえるし、読者諸兄好みの品のいいカジュアルに映えそうです。それでいて横ラインのアクセントでほんのりモダンさやスポーティなニュアンスを添えているのも◎
橋本リュックやトートも便利だけれど、もう少し大人っぽく持てる休日鞄が欲しいという人にはこのショルダーは最適じゃないかな。
シンプルだからこそ長年愛着を持って使える
背面に大きなオープンポケットを装備するなど、使い勝手も優秀。上(カラー名:ファブローニ)・中(カラー名:マッテーオ):「マルティーニ リトルシガー」。縦22.5×横25.5×マチ7cm。7万6363円。下(カラー名:リーヴァ):「マルティーニ ドライシガー」。縦25×横33.5×マチ10.5cm。9万7272円(ココマイスターオンラインサポート)
話したのはこの2人
橋本慎司(ファッション担当)
ナイロン鞄が苦手で、休日も革のブリーフを携帯すること多し。
樗澤広樹(ファッション担当)
鞄は男のスタイルを完成させる最後のピース、が持論。
Brand HistoryCOCOMEISTER(ココマイスター)
クラシカルで正統派の革製品を手掛ける。日本の職人による高い技術を活かした品質と、色合いなど和洋折衷なデザインが魅力。
※表示価格は税抜き
[MEN’S EX 2020年3月号の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)