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ディーゼルエンジンらしい出足の鋭い特性を持つD5エンジン。街中で使いやすいように、ペダルを踏み込んだ瞬間の加速力を高められているので、とにかく乗りやすい。
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車重約2トンとは思えないほどの加速力をみせるXC90のD5。エンジンは2?だが、ディーゼルらしく最高出力235ps、最大トルク48.9kgmという数値を達成している。

試乗して驚くのは瞬発力と包容力

「D5」エンジンは、2リッター直4ターボで235PS/480Nmを発揮する。これは、XC60などが搭載するディーゼルエンジン「D4」(190PS/400Nm)をベースにパワーを増強した仕様だ。また1速または2速で、低回転域からの加速時に圧縮エアをターボチャージャーに送り込むことでターボラグを低減する「パワーパルス」という新機構によって、発進時などの瞬発力を高めている。

このパワーパルスの恩恵もあって、動き出しはガソリンモデルよりも軽快だ。アクセルペダルにそっと力を込めるだけで大きなボディをものともせず、力強く発進加速する。

言われなければ、とても2リッターエンジンとは思えない。トランスミッションは8速ATで、最大トルク480Nmを発揮する1750?2250rpmあたりの回転域をうまく使って、小気味よく走る。

試乗車には、4輪エアサスペンションとドライビングモード選択式アクティブパフォーマンスシャシーが装着されており、20インチの大径タイヤを標準装備するも快適な乗り心地を実現している。モードダイヤルによって「Dynamic」を選択すると、足が引き締まるなどドライブ特性がスポーティになるが、このクルマにはあまり似つかわしくない。「Comfort」モードがいい。飛ばさくてもいいという気持ちになる。

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長時間の試乗をすると体感できるシートの素晴らしさ。体への負担も少なく、適度なホールド感もあるためロングドライブ時には大変重宝する。
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直感的に操作できるように設計された独自システム「SENSUS」を採用するXC90。9インチのタッチディスプレイを備え、オーディオもBowers & Wilkins製が採用されている。
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