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DS3のインテリアをチェック(写真3枚)

ただ、DS 3クロスバックを「小さな高級車」ならしめるのは、ヴィークル・ダイナミクスの視点だけではない。静的質感においても、BセグメントのクロスオーバーSUVとして抜きん出たインテリアが実現されている。試乗車のトリムは「オペラ」で温かみのあるチャコールグレー内装だったが、ナッパレザーの張られたダッシュボードやシートには、DS 7クロスバック同様のパールステッチや、ベルルッティの靴のようなパティ—ヌ仕上げが施されている。エアコンの左右吹き出し口はドアパネルに収められているのは、車内を広く見せる工夫だ。またシートについては、ウレタン緩衝材の密度を部位ごとに調整することで、包み込むような柔らかさと確たるホールド性という、矛盾する特性をさりげなく実現している。いわば日常的に接していて疲れない高級感、といえるインテリアだ。

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最大出力136hp、最大トルク26.5kgmを発生するモーターを搭載したEVモデルの「E-TENSE」。1回の充電で320?430kmの走行が可能という。日本での発売を期待したい。

高級車といえばおしなべて大きく、必要以上にパワフルになった昨今、DS 3クロスバックは久しく忘れられていた「小さな高級車」という、アンチテーゼを鮮やかに体現してみせた。



文/南陽一浩 写真/Thomas CORTESI / DS Automobiles 編集/アイコニック

シートも非常に上質。座面のデザインだけでなくヘッドレスト裏にはDSブランドのロゴがあしらわれる。全長4.1mのコンパクトサイズのクルマでこういった贅沢な処理がされるクルマも珍しい。

シートも非常に上質。座面のデザインだけでなくヘッドレスト裏にはDSブランドのロゴがあしらわれる。全長4.1mのコンパクトサイズのクルマでこういった贅沢な処理がされるクルマも珍しい。

インテリアはDSブランドらしく個性的で凝ったデザインに。エアコンの吹き出し口ひとつとっても独創的。機能面でもストップ&ゴー機能付きのアクティブクルーズコントロールなども備えている。

インテリアはDSブランドらしく個性的で凝ったデザインに。エアコンの吹き出し口ひとつとっても独創的。機能面でもストップ&ゴー機能付きのアクティブクルーズコントロールなども備えている。

クルマの細部写真とは思えないようなデザイン処理を様々な箇所に採用。こういった手法をとれるブランドは今はDSブランドだけと言ってもいいかもしれない。

クルマの細部写真とは思えないようなデザイン処理を様々な箇所に採用。こういった手法をとれるブランドは今はDSブランドだけと言ってもいいかもしれない。

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