“これは絶対名作になる!”というヒット確実な名作の”たまご”たちを編集部員が徹底討論。
春スタイル大本命 軽やかニットアウター
「ザノーネのケーブルニット」

細めのケーブル編みも洗練された雰囲気を高める
ベストセラー「CHIOTO(キョウト)」の春夏新作。ネック部分はチューブ状のリブ編みで、首に吸い付くようなフィットが堪能できる。ダークネイビーのほかグレーもあり。リネン64%+コットン36%。7万3000円(スローウエア ベネツィア 東京丸の内店)
ブルゾン感覚で羽織れるポケット付きデザインも◎
田上 コットンなどをケーブル編みした春ニットっていろんなブランドが手がけているけれど、意外と着心地が重いんだよね。
橋本 ボクの好きなトラッド系ブランドもよく展開していますが、とくに湿度の高い日に着るとズシッと肩が凝る感じで暑いです。
田上 だからこのニットをおすすめしたいわけ。身頃ばかりか袖までケーブル編みの贅沢な作りなのに編み地が厚手すぎず軽いでしょ。
橋本 ホントだ。リネンとコットンの混紡のため、ドライなタッチと光沢が愉しめる。編み目もざっくりしていて、通気性も高そう!
田上 アウトポケットがあるのも良くない? 愛車で走るとき、ドライビングブルゾン感覚で羽織ったら絵になりそうだよ。
橋本 かといって細身のシルエットだからインに着てもモコモコしない。ボクなら花冷えの季節はステンカラーと合わせて着ますね。
田上 前をボタン留めとしたのも大人っぽい印象。襟の立ち具合もいいし、さすがザノーネだね。
話したのはこの2人
橋本慎司(ファッション担当)
ニット大好き。それもハイゲージよりローゲージものを偏愛。
田上雅人(時計・クルマ・美容担当)
ザノーネはアイスコットンのポロを愛用中。あれも名作です。
Brand History ZANONE(ザノーネ)
1986年アルベルト・ザノーネ氏により創業。厳選された上質素材に加えアイスコットンなど独自の糸を駆使し、モダンなニットを展開。
お問い合わせ先
スローウエア ベネツィア 東京丸の内店
TEL:03-6259-1691
※表示価格は税抜き
[MEN’S EX 2019年5月号の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)