
「イル モカシーノ」というブランドを、ご存知だろうか。
イタリアで2017年春夏にスタートし、日本での展開は2018年春夏からという、生まれたてほやほやのシューズブランドだ。こちら、日本でも人気のジャケットブランド「エルネスト」の企画を手がけているヴィンチェンツォ氏がプロデュースしたそうだ。エルネストの生地選びにも表現される、クラシックながらトレンドをいち早く取り入れた抜群のセンスは、自身のブランド「イル・モカシーノ」でも顕著である。
ブランド名の「イル・モカシーノ」の通り、モカシンすなわちローファーしか作らない!という潔いコンセプトが、なんとも分かりやすくていい。またノーマルな表革ではなく、パテントや金具付きなど、ちょっと遊びのあるスタイルを多く展開しているのもポイント。この秋のオススメはオータムカラーのハラコローファー。ハラコといえども毛足が短く、色も黒に近いネイビーや絶妙なオリーブカラーゆえ、渋めのジャケットスタイルに合わせても、シックで大人な足元を演出してくれる。この価格なら、秋冬の休日靴として是非ラインナップに加えたいところだ。
Made in Italy でハラコ使い・・・・・・とはなかなかお値段がいきそうだが、マッケイ製法で税抜き3万9000円と買いやすいプライスも嬉しい。
本国イタリアでも、お洒落通の間ではすぐにその名が広まって、ミラノの「Eral55 」や「イリ・プランディ」などの人気店にもいち早く置かれるようになったとか。
日本でも今後ジワジワ注目度があがりそうなので、今から目をつけておこう!