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グランドセイコーの人気モデル(写真12枚)
全体の印象は?
全体的に見れば、グランドセイコーの人気モデルはどれも、ビジネススタイルの袖口との馴染みのよさは抜群で、メイド・イン・ジャパンの最高峰にふさわしい安心感と高級感が際立つ。そして、さらに詳細に見れば、それぞれのモデルが持つ個性がきちんとあって腕元の雰囲気も微妙に異なることがわかるだろう。「時計選びは微差こそ大差」と肝に銘じて、購入の際の参考にしてほしい。
撮影/谷口岳史 文/まつあみ 靖
※表示価格は税抜き
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グランドセイコー
SBGR317
「ザ・グランドセイコー」と呼びたくなる、オーセンティックな黒文字盤の3針モデル。同じケースデザインには37mm径と42mm径がラインナップされていたが、満を持して中間の40mm径が登場。存在感がありながら、主張し過ぎない「ちょうどいい」感じが好印象。金曜夜に腕から外しても月曜朝にしっかり作動している3日間のパワーリザーブも、実用性高し!
グランドセイコー
SBGR317
ケース径:40mm ケース素材:ステンレススチール ベルト素材:ステンレススチール ムーブメント:自動巻き 価格:48万円
グランドセイコー
SBGR315
こちらも左の「SBGR317」と同じく、ケース径40mmで登場した新作。放射状の仕上げが施されたシルバーダイヤルに、青焼きによる秒針が爽やかに映えて若々しい印象に。こだわったインデックスや、ザラツ研磨によるケースなど、シンプルゆえにディテールまで丁寧に作り込まれていることが実感できる。
グランドセイコー
SBGR315
ケース径:40mm ケース素材:ステンレススチール ベルト素材:ステンレススチール ムーブメント:自動巻き 価格:48万円
グランドセイコー
SBGJ203
毎時36000振動のハイビートキャリバーを搭載したGMTモデル。このキャリバーの組み立てが行なわれている岩手県の雫石高級時計工房から見える岩手山の山肌をイメージソースとしたパターンが、文字盤に施されている。セイコースタイルの基準となった1967年の『44GS』のデザインを踏まえたフォルムが風格を感じさせつつ、赤いGMT針もアクセントに。
グランドセイコー
SBGJ203
ケース径:40mm ケース素材:ステンレススチール ベルト素材:ステンレススチール ムーブメント:自動巻き 価格:67万円
グランドセイコー
SBGA211
スプリングドライブ・ムーブメントを製造するセイコーエプソンがある長野県諏訪地方の雪山を着想源とする、雪紋風のパターンを施した純白の文字盤が人気のモデル。淀みなくスイープ運針するスプリングドライブ搭載機は、日本はもとより海外でも高評価を得る。静謐な秒針の動きとあいまって、ピュアなイメージが際立つ1本だ。
グランドセイコー
SBGA211
ケース径:41mm ケース素材:ブライトチタン ベルト素材:ブライトチタン ムーブメント:自動巻きスプリングドライブ 価格:62万円
グランドセイコー
SBGV221
年差±10秒の高精度クオーツムーブメントを搭載。ケース径は「SBGR317」などと同じ40mmでありながら、やや“小顔”なデザインで、気持ち小ぶりな印象に感じられるだろう。ケース厚も10mmと薄型仕様。文字盤は放射状のパターンが施された、淡いシャンパンがかったシルバーで、トータルに上品な仕上がり。
グランドセイコー
SBGV221
ケース径:40mm ケース素材:ステンレススチール ベルト素材:ステンレススチール ムーブメント:クオーツ 価格:26万円
グランドセイコー
SBGC223
ぜんまい動力と輪列による駆動系と、水晶振動子とICによる調速機構とをハイブリッドしたセイコー独自のスプリングドライブのクロノグラフ&GMTモデル。GSらしい端正さの中にも、ブラックセラミックスとブライトチタンとのコンビで、機構、サイズ感ともどもスポーティで“攻めている”印象の手元に。
グランドセイコー
SBGC223
ケース径:46.4mm ケース素材:ブライトチタン×ブラックセラミックス ベルト素材:ブライトチタン×ブラックセラミックス ムーブメント:自動巻きスプリングドライブ 価格:155万円