日米における、ブレザーの違いを知ってる?

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紳士服の永世定番
「ブレザー」概論

100年以上の歴史を辿り、現在の形になったネイビーブレザーは「いったいどんな洋服だったのか?」。メタルボタン付きの紺無地ジャケットと単に定義するのはあまりにも大雑把すぎないか?

そこで今回、ファッション業界の事情通への取材を通して、その歴史、そしてその服としての意味を、改めて考察してみることにした。

3:米・日におけるブレザーの歴史的変遷を知る

「1:ブレザーの起源を知る」はこちら>>
「2:ブレザーたらしめるディテールを理解する」はこちら>>

ブレザー

【1848年】
米国・カリフォルニア州でゴールドラッシュが始まる

【1849年】
ビジネス服の需要が高まり、ブルックス ブラザーズが既製スーツを発売する

【1890年代】
この頃、段返り3B仕様に形が変化してくる

【1901年】
ブルックス ブラザーズが段返り3B仕様の「サックモデル」を発売。同じブランドのブレザーの原型になる

【1920年代】
経済的な好況のなかで、米国内において芸術や文化が花開いたことで、ファッションにも大きな転換期が訪れ、色とりどりのクラブジャケットが登場する

【1930年代】
この頃、色とりどりのクラブジャケット(ブレザー)は幾多のスタイルを経て「シングル」、「ダブル」ともにネイビーが主流になっていく



[MEN’S EX Spring 2025の記事を再構成]

2025

VOL.345

Spring

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